社長の大学★長谷川博之

2020年1月23日3 分

お金をかけずに効果を期待できる方法!

テレビ、新聞、ネット、雑誌などのメディアで取り上げられるのは、派手なものばかりです。
 
地味なものを取り上げても絵にならないというか、物語としておもしろくありません。
 
つまり、そんなものは、わざわざメディアで取り上げる必要がないということなのです。
 

ある男性が、大学を卒業して就職しました。
 
主任、係長、課長、部長と順調に出世して、退職間近に新規事業を軌道に乗せました。
 
この仕事が彼の会社員人生の集大成となりました。
 
このようなありふれた話は、あまりに順調過ぎて誰も感動しません。
 

ですが、三浪してやっと入学した大学を大病したために7年かかって卒業しました。
 
就職試験を30社受けて、すべて不合格。
 
しかたなく、地方の中小企業に就職しましたがわずか2年で倒産。
 
子どもが生まれたばかりだというのに無職になってしまいました。
 
ある日、ハローワークで就職先を探していると、偶然、かつての取引先の社長とバッタリ。
 
「うちの会社に来ないか」の一言で就職を決めました。
 

後者のような波乱万丈の人生の方が、メディア受けをすることは確かです。
 

また、私たち視聴者も、そういう物語を求めていることも事実です。
 
よく考えてみれば、順風満帆に越したことはないのですが、感動を呼ぶためには波乱万丈でなくてはいけないのです。
 
ですが、若い人はリスクやチャレンジを避ける傾向にありますから、生き方としては保守的です。
 

このように派手な生き方はメディア向けですが、実際は地味なことの積み重ねが大切です。
 

こんなものを見つけました。
 
「仕事で効果があったと思うこと」です。
 
当たり前のことばかりですが、意外とできていないというのが事実です。
 

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●常にニコニコする。
 
●お礼は2度言う。
 
●アメやガムなどを何かのお礼に渡す。
 
●休日出勤の時や残業時、ささいな差し入れをする。
 
●人に何かを頼んだら感謝する。
 
●何かを頼まれてもいやな顔をしない。
 
●うまい企画書や依頼状など、役立ちそうな書類は借りてコピー(テクを盗む)
 
●ひとつ得意な分野がある先輩に、いろいろ教えてもらう。
 
●使えない後輩は3褒め1怒り。
 
●電話内容や人に注意されたことなどはメモ、直らなければ直るまで机の周りに張り出す。
 
●口頭や電話などで指示されたことは、最後に繰り返して確認。
 
●何事も期日を明確に依頼する。
 
●会社の人は、服装でもなんでもいいなと思ったら褒める。
 
●無視されても自分から挨拶を続ける。
 
●病欠の翌日は同僚に謝る&感謝する。
 
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全部で15項目ありますが、あなたはできているでしょうか? 
 
たとえば、常にニコニコする。
 
とても難しいことです。
 
私は、常にニコニコしている人を知りません。
 
ただし、1回だけ福島県いわき市の食堂で常にニコニコしている女性と遭遇しました。
 

この女性はこの食堂のスタッフで、恐らく店主の娘さんです。
 
接客は抜群で、明るく元気な声で常にニコニコしていました。
 
特に驚いたのは、お客様が帰った後、テーブルに置いてある食器を片付けている時もニコニコしているのです。

これには驚きました。
 

それ以来、常にニコニコしている人を見たことがありません。
 

この15項目は、アメやガムなどを何かのお礼に渡す以外、お金をかけずにできる方法ばかりです。
 
ぜひお試しあれ!
 

 

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