社長の大学★長谷川博之

2021年3月19日3 分

アウトソーシングしても良い事、悪い事!

マーケティングやセールス、商品開発でアウトソーシングしてもいい事はどこでしょうか?
 
マーケティング&セールスと商品開発は、売上を構築する両輪です。
 
どれが欠けても、売上を構築することができません…。
 

 

 
そこで、今日はアウトソーシングしても良い事と悪い事についてわかりやすく解説します。


 

 
あなたの会社は、どのようなことをアウトソーシングしているでしょうか?
 
たとえば、チラシや広告が代表的なものです。中小企業で、チラシや広告、さらにはホームページやブログなどを内製化している会社はないでしょう。
 
そもそも、そういった担当者がいないのが現実です。


 

 
担当者がいないから、アウトソーシングするしかありません。
 
広告代理店、デザイナー、ホームページ作成会社、ライターなどに依頼します。
 
ですが、全部をアウトソーシングしては、お金がいくらあっても足りません…。


 

 
もう25年前のことになりますが、私の住んでいた近所に総合病院がありました。
 
総合病院の道を挟んで向かいに食堂がありましたが、顧客のほとんどは病院にお見舞いに来た人、近所の会社の社員です。
 
ところが、その総合病院が移転することになりました。

おわかりだと思いますが、この食堂の顧客がごっそりいなくなるわけです…。
 
このようなことは、よくあることです。


 

 
要は、集客チャネルを総合病院に頼っていたために、総合病院がなくなれば大幅に顧客が減るというわけです。
 
つまり、集客をアウトソーシングしていたということです…。
 
言い換えれば、「コバンザメ商法」です。


 

 
さて、チラシ、広告、ホームページ、ランディングページ、リスティング広告の運用、ブログ、メルマガなどのマーケティング&セールスのツールはアウトソシングした方が良いのでしょうか?
 
それとも、内製化した方が良いのでしょうか?


 

 
今までまったく取り組んだことのないツールであれば、専門家にアウトソーシングした方が成果は早くでます。
 
これだけは確かです。
 
やはり、餅は餅屋なのです。
 

 

 
ところが、アウトソーシングに頼っていると、その専門家がいなくなったらアウトです。
 
ほかの専門家を探せばいいということなのですが、これを繰り返していても何ら解決にはなりません。
 
社内にまったくノウハウを蓄積することができないのです。
 
また、スキルを習得することも不可能です。


 

 
売上を構築するための「マーケティング&セールス」と「商品開発」をアウトソーシングするということは、売上構築の鍵を社外の会社に握られているということです。
 
ですから、最初はアウトソーシングして感覚をつかんだら、その後は内製化するのがポイントです。

そして、壁にぶち当たったら再びアウトソーシングする。
 
この繰り返しになると思います。


 

 
また、内製化のいいところは、たとえば、ホームページを修正するにしても、アウトソーシングでは即対応してくれません。
 
しょっとした修正でも1週間はざらです。
 
ところが、内製化していれば数時間で修正できます。
 
ということは、修正した結果どうなったかも早くわかるということです。
 
このスピード感は大変重要です。


 

 
このように、アウトソーシングと内製化にはメリットとデメリットがありますので、よく理解したうえで使い分けるのがポイントです。
 
とにかく、アウトソーシング依存だけは避けてください。お金をドブに捨てているケースも多々見受けられます。


 

 
先程紹介した食堂ですが、その後、ラーメンブームが到来したこともあり、現在でも営業を続けています。

もちろん、店主の努力もあったと思います…。
 

 

 
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