社長の大学★長谷川博之

2020年8月22日4 分

商慣習、大淘汰時代!要らないものはなくなる!

先日、ある方のブログを読んでいると、新型コロナウイルスが収束するまでに、2年かかると書かれていました。
 
過去の疫病のパターンを分析すると、ワクチンの開発は18ヶ月以上かかるとのことです。

ですから、2022年の秋頃にワクチンが世界に行き渡り、集団免疫によって以前の世の中に戻るというシナリオらしいのです…。
 
あくまでも、個人の予測の域を出ませんのであしからず。


 

 
世界的に終息宣言が出たならば、ようやく安心して住める社会に戻るわけですが、その頃には世の中は随分と景色が違うものになっていると思います。
 
もし、来月終息宣言が出されたら、数ヶ月前と同じ世界が目の前に繰り広げられるでしょう。
 
ですが、あと1年半もこのような状態を強制的に送ることになると、私たちの考え方、価値観、行動が以前の世界とは一変してしまうというのが、私の考えです。


 

 
たとえば、「時間とお金を使って、わざわざ会社に出社する意味ってあるの? テレワークで十分だし、何か問題あった? みんなもそう思っているんじゃないの!」と、こんなことを当たり前に公言していることが予想されます。
 
今さら、満員電車に揺られて出社するなんてバカバカしいと思う人が多くなるでしょう。


 

 
ですから、出社するのが非日常の社会になる可能性は大です。
 
こんなのはほんの序の口で、元には戻らないものが沢山あるでしょう。


 

 
マーケッターの神田昌典さんが、数年前から「会社がなくなる」と言っていますが、まさにそれが現実になると思います。
 
ただし、今までの会社という仕組みがなくなるのであって、新しい仕事のやり方が登場します。


 

 
なにがそんなに私たちの価値観を激変させるかって、見えない敵に襲われないように、なるべく外出しない、人と接しないというという価値観です。
 
ですから、仕事のやり方、つまり「取引方法」「商談方法」「発注方法」「契約方法」「会議のやり方」などが変わるということです。
 

 

 
恐らく、ペーパーレス化が一気に進みます。書類を手渡したり、回覧すること自体が危険なのですから…。
 
現金を受け渡しする取引はリスクが高いので、キャッシュレス決済が一番安全という認識が広がるでしょう。
 
とにかく、人から人へモノのやり取りをできるだけやらないようになります。


 

 
さらに、人が集まる行事なども変化を余儀なくされています。
 
たとえば、結婚式です。
 
テレビで、結婚式を控えたカップルがインタビューされていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期という苦渋の選択をしたそうです…。
 
本当に気の毒なのですが、命がかかっているので賢明な判断です。
 

 

 
めでたい席で新型コロナウイルスに感染して、命を落としたなんて笑いごとではありません。
 
ですが、このようなことが起こるのが今の世の中です。
 
クラスター感染です。


 

 
葬式も同様です。こればかりは、コントロール不可能です。
 
葬式はいつも突発的です。
 
また、葬式に出ないというのは不義理だと思う人がほとんどですから、無理をしてでも出る人が多いのかもしれません。
 
ですが、これもクラスター感染になる可能性大です。
 
結果、葬式のやり方も必然的にオンラインになると思われます。


 

 
そのほか、学校や塾、セミナーや研修、ライブなどもクラスター感染の可能性大です。
 
これも、オンライン化しか解決の方法が見当たりません。


 

今日の結論は、昔からあるビジネスのやり方が淘汰されるということです。
 
昔からそうだということで、何となくやってきたものは、ことのほか多いのが現実です。
 
ただし、どうしても現場で仕事をしなければいけない人は、現場に行くしか方法はありません。
 
それでも、出社する必要がなくなる人がいるので、道路も電車も随分空いていると思われます。


 

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