社長の大学★長谷川博之

2022年8月22日2 分

食料自給率より危惧しなければいけない種自給率(動画編)

もう10年以上前から日本の食料自給率が問題になっています。
 
時々、メディアでも取り上げられます。実は、食に関することで食料自給率よりも危惧しなければいけないことがあります。そこで今日は、日本の食についてわかりやすく解説します。

農林水産省が「世界の食料自給率」を発表しています。

カロリーベースと生産額ベースでのデータを紹介します。( )が生産額ベースです。

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●カナダ…266%(123%)

●オーストラリア…200%(128%)

●アメリカ…132%(93%)

●フランス…125%(83%)

●ドイツ…86%(62%)

●イギリス…65%(64%)

●イタリア…60%(87%)

●スイス…51%(50%)

●日本…37%(67%)

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日本の食料自給率が37%と言われているのはカロリーベースのことで、生産額ベースになると67%になります。そでも高いとは言えません。これに追い打ちをかけるように、種の自給率はもっと低く、10~20%だという事実を知りました。下仁田ねぎ、東京べか菜、小松菜などの種でさえ、日本で採られていないものがたくさんあるそうです。

2012年12月25日の朝日新聞には「国産野菜、種は外国から」という記事が載ったそうです。日本の種苗会社が国内で採種している種の割合は、わずか1~2割程度です。つまり、種を輸入しているということです。

では、種の自給率が低いとどのようなリスクがあるのでしょうか?

まず国内で採種しない理由として「土地が狭い」「雨が多い」「人件費と採種にかかるコストが高い」の3点が挙げられます。その結果、海外で採種した方が安くなるので国内採種が減り、さらに採種面積も年々小さくなっています。

このまま種の自給率が低いと、以下のようなリスクが考えられます。
 

 

 
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