なぜ頑張っても負ける?競合に勝てる“ズラし提案”の極意!
- 社長の大学★長谷川博之
- 2 日前
- 読了時間: 5分

「相見積もりで、いつも競合に負けてしまう...」 「良い提案を出したはずなのに、なぜか選ばれない...」 「失注理由が“どこも同じような提案でした”って...納得いかない!」
そんな悩み、ありませんか? このままいくと、どれだけ頑張っても提案が通らず、 自信を失って営業が嫌になってしまうかもしれません。
でも、もしこの悩みを解決できたら? ✅️競合がいても提案が刺さり、 ✅️「この会社に任せたい」と指名されるようになる。 ✅️提案作成も悩まず、商談も前向きに進むようになります。 そんな状態、なりたいですよね?
営業の大学・株式会社リンケージМ.Iコンサルティングの長谷川博之です。
営業コンサルタントとして9000回以上の営業コンサルティングと、クライアントへの売上貢献額は100億円以上です!
また、日本初のAI営業コンサルタントとしても活躍しています。
そこで今日は
「競合に勝つ“ズラし提案”の作り方」を具体的に解説します!
実は、簡単に解決する方法があります! それが「ズラし」の視点を取り入れることなんです。 頑張るだけでは、提案は伝わりません。 なぜなら、顧客は“努力”ではなく“違い”を比較して選んでいるからです。 この視点を知らないと、今後も「どことも同じに見えた」と言われ続けてしまいます。
では、その方法を公開します。 この方法には3つのポイントがあります。
提案の現場で、「今回の案件、絶対に落としたくないんです」 と目を輝かせる営業マンは少なくありません。
ギリギリまで提案書を詰め、機能を追加し、価格を削り…その執念に疑いはありません。 しかし、失注の理由を聞いてみると、こう言われるのです。 「どことも似たような提案でした」。
中小企業の営業マンが犯しやすい誤解があります。 「頑張った提案は、伝わるはずだ」と。 けれど、顧客が比較検討するのは、“努力”ではなく“違い”。 競合との違いを伝えられない提案は、選ばれることがないのです。 提案合戦で重要なのは、 「どう作り込んだか」ではなく、「どうズラしたか」です。
ある印刷業界の中小企業では、 提案書に自社の「スピード対応」と「コストの柔軟さ」を毎回入れていました。 しかし、実際には競合も同じ文言を使っていたのです。 つまり、“伝えたい強み”が、差別化要素になっていない。 それに気づかないまま、「ウチらしさが伝わらない」と嘆くのは、 視点がズレている証拠です。
ここで必要なのは、“さらにズラす視点”。 つまり、「自社の強みを、競合の弱点と組み合わせて、文脈ごと塗り替える」 ことなのです。
顧客が気にしているのは、 「どこも似たような会社に見えるけど、誰に任せたら安心か?」 という問いです。だからこそ、露骨な◯×比較表ではなく、 自然と“この会社の方向性がいい”と思わせる文脈設計が必要です。
このとき効果的なのが、以下の視点です。
差別化の思考フレームは、「自社の強み×競合の弱み×顧客の意思決定軸」です。 これがすべて噛み合ったとき、違いが際立ち、顧客は「これなら任せられる」 と自然に感じます。
たとえば——
価格で押す競合vs自社が強いのは長期サポートの場合
顧客の意思決定軸が「導入後のトラブル防止」なら、 価格より「リスク最小化」が響きます。
技術力を前面に出す競合vs自社が得意なのは導入支援の場合
顧客が「現場の使いやすさ」を重視するなら、“導入の伴走力”で攻めた方が刺さります。
導入実績の少ない競合vs自社は中小企業向けの成功事例が豊富の場合
顧客が「自社規模に合うか」を不安に思っていれば、 実績数より“同類事例の濃さ”が武器になります。
もう1つ、実務でよく使われるのが
「見せ方の順序を変える」ズラし方です。
同じ情報でも、先に“競合が苦手なこと”に触れてから、 “自社ならそれをどうカバーできるか”を提示するだけで、 説得力は一気に跳ね上がります。 つまり、“ズラし”はコンテンツの違いではなく、「意味の作り方」の違いなんです。 それができる営業は、同じ商品・同じ価格でも「なぜか勝てる提案」 をつくることができるのです。
ある建設設備の中小企業では、競合が「大手メーカーとの共同開発実績」 で押してきたコンペ案件に対し、自社はあえて「職人の声から始まったカスタム設計提案」を出しました。表面だけ見れば不利です。しかし、顧客は「うちのような現場の声を拾ってくれる提案者がいい」と考えていたのです。結果、採用されたのは“ユーザー起点”でズラした自社の提案でした。
スペック勝負から抜け出すには、ストーリー構造を持った提案が鍵です。 それは単なる差別化ではなく、“意味のズラし”とも言えます。
「なぜこの順番で話すのか」 「なぜこの比較軸を選んだのか」 「なぜこの成果事例を持ち出したのか」
そこに戦略と“ズラしの意図”があれば、顧客はちゃんと受け取ってくれます。 あるSaaS企業では、他社と似た機能を持つサービスながら、 「既存システムとの連携工数を最小限にできる」点に着目し、 “現場導入のラクさ”という切り口で打ち出したところ、 顧客のIT部門から高い評価を得て、複数のコンペを連勝しました。
ここに共通しているのは、「ズラしたからこそ勝てた」という戦い方です。 商品力では競合に劣っていたかもしれない。ブランドも負けていたかもしれない。 でも、“意味の文脈”を先に定義し、自社に都合のよいフィールドを作ったからこそ、 逆転できたのです。
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