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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

チャンネル登録者は多ければいいのか?

ここ1年で、YouTubeを閲覧する人が大幅に増えました。 どちらかといえば若い人が利用しているイメージを持っている人が 多かったと思いますが、今では老若男女問わず好きな動画を閲覧しています。

そして、YouTuber(ユーチューバー)のインフルエンサーがもてはやされましたが、 ここにきて大きな異変が起こっています。



そこで今日は、YouTubeの最新事情についてわかりやすく解説します。


まず、YouTubeに動画を投稿している人のデータを紹介します。 2019年に「Pex」が行った調査によればYouTubeで再生回数が10万回を超す動画は わずか0.77%に過ぎません。 そして、これらの上位動画が82.8%の再生シェアを獲得しています。 「20対80の法則」どころではありません。

ほんの一握りのYouTuberが80%以上の再生シェアを獲得しています。


一方で、再生回数が1000回に満たない動画は、投稿全体の88.4%を占めています。

つまり、勝ち組と負け組が明確なのがYouTubeの現状です。

このような傾向は、今後益々進むと言われています。 こ現実社会も貧富の差が大きくなっていることを考えれば、 あらゆるところでこのような現象が顕著になっています。



最近のYouTuberは、YouTubeの広告収入だけでなく、 新製品のプロモーションをしたい企業とのコラボれーションも増えています。 つまり、影響力のあるインフルエンサーを企業が活用しようという手です。

このような動きは、テレビや新聞、雑誌などのマスコミでの宣言効果が 低くなっている証拠なんだと思われます。



有名YouTuberが新製品を紹介する動画が10万回再生されると、 報酬額は100~200万円程度になるそうです。 企業のコンバーションは不明ですが、商品やサービスによっては テレビや新聞広告よりも効果がありそうです。



ところが、最近の流れとしては、大量のチャンネル登録者を抱えている 有名YouTuberがインフルエンサーとして最適かどうか疑問を持つ広告主が 登場しています。

有名YouTuberが紹介する商品は、いかにもステルスマーケテインング的であり、 企業のブランドイメージを損なうリスクもあります。



YouTube、Instagram、TikTokなどを活用したSNSマーケティングでは、 有名インフルエンサーのエンゲージメントが必ずしも高くないことが 立証されてきました。 つまり、チャンネル登録者やフォロワーが多ければ効果がある ということではないのです。

有名だというだけで、チャンネル登録をしたり、フォローしたりする

冷やかし閲覧者が多くいるのです…。



また、商品を購入する際、誰からの情報を信用するかという調査では、

有名インフルエンサーの信用度よりも家族や友人の信用度の方が高く、

注目すべきは、その商品のブランドやメーカーがSNSに投稿する内容よりも

有名インフルエンサーの信用度の方が低いことが明らかになっています。



そして、有名インフルエンサーよりもフォロアー数の少ないアカウントほど、

エンゲージメントが高いことが確認されています。

理由は、弱小アカウントの方が親近感は強く、正直な発言をするためとみられています。 



そこで、広告主である企業は、フォロアー数が1000人から1万人未満の

「ナノインフルエンサー」と呼ばれる人たちに商品プロモーションを

依頼する動きが高まっています。

イギリスでは、フォロアー数が1万5千人未満のナノインフルエンサーを起用する

ブランドが増えており、YouTube上のキャンペーンでも51.3%が

ナノインフルエンサーとの提携だそうです。



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