スマホを購入しようと思ったら、まだ携帯ショップに行かなければ購入できないと思っている人も多いようです。
何を隠そう私も、スマホは携帯ショップでしか購入したことがありません。
私の長男は、いつもネットショップで購入しています。
携帯ショップで購入した方が、販売員から説明も聞くことができるし、安心のようですが、とにかく時間がかかるのが難点です。
機種変更の手続きを行うだけで、平気で1時間を要します。
この待ち時間がもったいないので、スマホの機種変更をするのが億劫になります。
現に数ヶ月前から、スマホのバッテリーの減りが異常に早くなったので、機種変更に行こうと思っているのですが、待ち時間を考えるとなかなか気が進みません。
お憶測ですが、私のような人が相当数いると思われます…。
このような不満を解消するのには、ネットショップで購入するのが賢明だと思います。
今年の2月にドコモが、「ネットでスマホが買える」というテレビCMを大量に放映していました。
新型コロナウィルスの影響で、リアル店舗への来店者が減ることを想定しての対策なのかもしれません。
新型コロナウィルスが蔓延する→店舗への来店者が減る→売上が落ちる…、このような図式は誰にでも想像できます。
テレビCMは、このような悪循環を回避するためのひとつの方法であったのは違いないでしょう。
ですが、もっと長期的なことを考えると、もうひとつの大きな狙いがあることが予測できます。
それは、将来的にリアル店舗を減らして、徐々にネット販売に移行しようといういです。 これは、アメリカの電気自動車メーカー「テスラ(Tesla)」のような営業戦略です。 テスラは今後、すべての販売をオンラインで行うことを発表しています。 これにより、販売店は閉鎖されて一部の従業員は解雇されます。 一部の販売店だけを残して、情報センターやショウルームとして使うとのことです。
私は、ドコモのテレビCMを見た時、テスラと同じ営業戦略を早急に実現したいのではないかと思いました。 これは、ドコモだけでなくAUもソフトバンクもそうなのでしょう。
これから日本は、益々少子化を迎えます。 そうなると、新規顧客を獲得する競争は激化します。 結果、価格競争に陥ることが予想されます。 そうなるとリアル店舗を数多く抱えている企業は、店舗維持費、人件費、広告宣伝費などがバカになりません。
このような社会情勢を踏まえて、やはりネット販売に移行するのが理想的です。 今後このような流れは、あらゆる業界で加速することは目に見えて明らかです。
弊社が属するコンサルティング業界も、例に漏れずオンライン化が急加速しました。 というのも、新型オコロナウィルスで、セミナーや研修が続々中止になったのです。 そこで、一部のコンサルタントは、いち早くオンラインセミナーやオンライン研修に切り替えました。 オンラインセミナーとは、Zoomなどのオンライン会議システムを使って行うのです。 これならば、密封空間に数十人が集まらなくても開催できます。 新型コロナウィルスで、オンライン会議を行う企業が増え、Zoomの株価も上がったそうです。 やはり、便利なテクノロジーは使うべきです。いつまでも、否定している場合ではありません。
リアル店舗ありきでビジネス展開をしているような、「飲食店」「美容室」「エステ」などは、どうしてもリアル店舗に行かなくてはいけない理由、対面販売でなくてはいけない理由を作り出す必要があります。 たとえば、スタバはリアル店舗にいくから、その価値を享受っできるわけです。 コーヒーをデリバリーしてもらっても、スタバの価値はないということです。
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