人の話を最後まで聞けないNG行為


子どもの頃、「人の話を最後まで聞きなさい」と母親によく言われました。当たり前のことなのですが、いまだに人の話を最後まで聞けないことがあります。特に時間が限られている時です。



恐らく、あなたのにも経験があるでしょう。そこで今日は、人の話を最後まで聞く効果についてわかりやすく解説します。



私が所属する経営者団体「中小企業家同友会」の先輩経営者で、盛んに「傾聴」の大切さを説いていた人がいました。何度かこの人の話を聞いたことがありますが納得しました。私の記憶が正しければ、私たち人間は「選択的難聴」であるということです。



これは、自分の都合の良い話だけを選んで聞いてしまうことです。ですから、相手の真意が正しく伝わらないことが多々起こってしまいます。人の話を最後まで聞かないうえに、都合の良い話だけを切り取って聞くわけですから、コミュニケーションにはギャップが生じて当たり前です…。



アメリカの心理学者でカウンセリングの大家で在るカール・ロジャーズは、「積極的傾聴」を提唱しました。ロジャーズは、自らがカウンセリングを行った多くの事例を分析し、カウンセリングが有効であった事例に共通していた、聴く側の3要素として「共感的理解」「無条件の肯定的関心」「自己一致」をあげました。



そして、これらを基本にした人間尊重の態度に基づくカウンセリングを提唱しました。

ひとつずつ説明します。



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1.共感的理解

 相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとする。


2.無条件の肯定的関心

 相手の話を善悪の評価、好き嫌いの評価を入れずに聴く。

 相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な

 関心を持って聴く。

 そのことによって、話し手は安心して話ができる。


3.自己一致

 聴き手が相手に対しても、自分に対しても真摯な態度で、話が分かりにくい時は

 分かりにくいことを伝え、真意を確認する。

 分からないことをそのままにしておくことは、自己一致に反する。

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このように、3つのポイントを理解したうえで、コミュニケーションを行うことが大事です。



さて、「話を最後まで聞く」ことで、多くのメリットを享受できます。たとえば、このようなメリットです。1.会話が盛り上がる、2.相手から好感を持たれる、3.考える部下が育つ、4.人気者になれる、5.安心感を与えられるなどです。



一方、話を最後まで聞けないNG行為としては…



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1.割り込んで話題を変える

 相手の話の途中に、「ところで」「そんなことより」「それよりも」と言って、

 割り込み、話題を変えようとする。


2.最後まで聞かずにまとめる

 相手の話を最後まで聞かずに、「それって、つまり、○○ということでしょう?」

 とまとめて先に進めようとする。


3.話の途中で質問をする

 相手が話している最中に、気になったところを「どういうこと?」と質問する。

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こうしたさえぎり行為は、気づかないうちにしていることが多いので要注意です。相手がつまらなそうにしていたり、自分ばかり話していたりする場合には特に注意が必要です。




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