組織は一旦ネガティブな方向に動き始めると、崩壊するのはあっという間です。
組織が崩壊するのは、外圧ではなく内部に原因があることがほとんどです。
そこで今日は、会社を崩壊させる原因についてわかりやすく解説します。
先日、恐ろしい本の存在を知りました。
その本のタイトルは「サボタージュ・マニュアル」です。
サブタイトルは「諜報活動が照らす組織経営の本質」ですから、
てっきり学術書かと思いましたが・・・
実は、アメリカCIAの前身に当たる、第二次世界大戦中に活躍した諜報機関
OSS(Office of Strategic Services)が作成した諜報員(ちょうほういん)向け
マニュアルです。
つまり、スパイ向けのマニュアルということです。
肝心の内容ですが、組織を破壊するための妨害工作について書かれた機密文書です。
わかりやすく言うと、敵の組織に潜入して、その組織を崩壊させるための方策が
書かれている恐ろしいマニュアルです。
こんなものが公開されて、書籍化されていること自体がなぞですが、
第二次世界大戦中のことですから時効ということなんでしょうか?
そして、おもしろいのが、この本で紹介されている妨害工作の一部が、
日本の企業でよく行われていることなんです。
特に「業績が悪い」「社風が悪い」「離職率が高い」などの企業には
当てはまります。
たとえば…
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