人から嫌われようと思っている人は皆無だと思いたいところですが、そうでもないようです。
あえて、人から毛嫌いされるような言動をする人もいます。
もちろん、芸能人などはそういうキャラクターで売っている人もいます。
ですが、ほとんどの人は、嫌われようと思っていません。
確かに、「性格がきつい」「愛想が悪い」「思ったことをつい口に出してしまう」「短気」「怖そうに見える」などはあるかもしれませんが、意図的にやっていることではなく自然とそうなっている場合がほとんどです。
私も若い頃、愛想が悪く、笑顔もほとんどありませんでした。
ですから、周囲の人は相当気を遣っていたのではないかと思います。
自分で気づかない限り、なかなか直るものではありません。
男性に多いのですが、いかにも機嫌が悪そうな人がいます。
ですが本人は、機嫌が悪いわけではなく、それが普通なのです。
悪気はまったくないのです。それだけで、相当損をしているのですが…。
このように、9割88分以上の人は人に嫌われようとは思っていません。
むしろ、周囲の人とは良好な人間関係を築きたいと思っています。
ですが、どうしても馬が合わない人がいるものです。
また、本人はまったく悪気がないのに、相手が傷つく言葉を口に出してしまう人もいます。一般的には「口が悪い」と言うのでしょうが、習慣なのでなかなか直りません…。
そのほか、人から良く思われたい、誰からも好かれたいという人がいます。
人に気を遣い過ぎたり、人の顔色を見てばかりいるので、疲れてしまいそうですが、現実にそういう人がいることは確かです。
人それぞれ大切にしている価値観があります。の価値観を優先して生きるわけですから、十人十色の生き方があるわけです。
また、職場でも学校でも、誰かから悪口を言われたり、身に覚えのない噂を流されたりたり、嫉妬や妬みにさらされたりすることもあります。
それをなんとかしようと躍起になると、心身共に病んできます。そんな経験をした人も多いと思います。
さて、「ネット社会」と呼ばれるようになり、20年近くが経ちます。
ネット社会特有の現象として、「言いがかり」「誹謗中傷」「炎上」などがあります。
そして、瞬く間に拡散してしまいます。
ですから、発言は慎重にしなくてはいけません。
あまりに過敏になり過ぎると、ブログやSNSなどで発言ができないということも起こります。
絶えず人の目を気にしなければいけなくなるからです。不自由です…。
このようなネット環境の中、インターネットで言われのない非難を受けた時の対処キーワード「はかたのしお」が提唱されています。
「はかたのしお」とは、 =========================================== ①どんなひどいことを言われてもそれに反応しない。 ケンカを売られてもスルーする。
相手はあなたの反応を求めているから。 ②相手の目的は、あなたを貶(おとし)めること。 だから決して関わらないこと。 ③のせられてケンカ腰になっては相手の思うツボ。 決して争わず、ただひたすら距離を置くこと。 ④やりとりや反論材料などをネット上に載せないこと。 加害者にされたり、こちらがももっと不利になることもある。 ⑤わざと、そっけなくて、愛想のない、冷淡な対応をすること。 =========================================== 嫌なことを言う人には、「は(反応しない)」「た(戦わない)」「か(関わらない)」 「の(載せない)」「しお(塩対応)」で対応したいものです。
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