倒産寸前…。 経営者ならば聞きたくない言葉です。
もし、倒産寸前だったら、あなたはどうするでしょうか?
世の中には、倒産寸前から起死回生、蘇った企業も数多くあります。
そこで今日は、倒産寸前からどのような方法で蘇ったのかをわかりやすく解説します。
2018年の中小企業庁が発表しているデータですが、倒産の原因は、 ①販売不振、②既往のしわ寄せ、③放漫経営、④連鎖倒産、⑤過小資本、 ⑥設備投資過大、⑦信用性の低下、⑧売掛金回収難、⑨在庫状態悪化、 となっています。 このように、一概に倒産と言っても様々な原因が考えられます。
今からに二十数年も前のことになりますが、
近所のドラッグストアで買い物をしていたら、
いきなり店頭のシャッターが半分まで閉まって、
店の外に出されたことがあります。
差し押さえです。
この時は、驚きました。 まさか、こんな現場に居合わせるとは思ってもいなかったからです…。
また、15年程前、知り合いのお店が倒産しました。
倒産後、お店に伺ったら商品はなくなり、書類などが散らかっていて悲惨な状態でした。
さて、大嶋啓介さんとひすいこたろうさんの共著「前祝いの法則」には、
「魚串炙縁(うおぐしあぶりえん)」という居酒屋が紹介されています。
この居酒屋は、倒産寸前に追い込まれましたが、
その後、行列のできる大繁盛店になったというのです!
倒産から大繁盛店になったドラマチックな話ですが、
なぜ倒産寸前の居酒屋が大人気店として復活できたのか興味ありますよね。
実は、居酒屋のスタッフ全員で成功した姿を
予祝インタビューという形で行いました。
そして、その直後から行列のできる大繁盛店になってしまった
というのが本当のところです。
倒産寸前の状況にありながら、史上最高の未来を想像し、
それをすでに実現したという設定でインタビューに答えていきます。
すべてが演技でありながらも、盛り上がり、喜び合うのです。
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I=インタビューアー、S=スタッフ
I「なんで倒産寸前のお店が、大人気の居酒屋に復活できたんですか?」
S「俺たちみんな家族だろ!のひと言にみんなのハートに火がついたんです。 それで、いままでお店に来て名刺交換してくださったお客様に、 手紙を書いたんです。 いかに僕たちがこのお店を大好きかって気持ちと感謝の気持ちを」
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質問されたら即座に出まかせで答えなければいけません。
これが予祝インタビューのルールです。
その場のノリで適当に答えます。
ポイントは何を言うかではなく、未来に待っている喜びを想像し、
先に味わうことにあります。
そして、このインタビューの中から出てきたアイデアはノートに書き留めて、
お店に戻ってからすべて実行したそうです。
すると、わずか1ヶ月で1年分の利益が上がったというから驚きです。
中村文昭さんは、20代で事業を始めようとしましたが、
まったく資金がありませんでした。
そこで、高額所得者を調べ、その人達からお金を借りようと思いました。
いつか本を書こうと思っていたので、この経験が本のネタになると考えたのです。
本のネタだと思ったら、少なくとも100人には断られたいと考えたのです。
ですから、断られても、門前払いされても、
これでネタがまた一つ増えたと喜んだそうです。
そして、苦労したことにも感謝もできるようになったと言います。
すべては、どう捉えるかです。
これに尽きます。
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