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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

利用していないのに…支払っているという事実!

「サブスク」という言われる取引形態が注目されるようになって数年が経ちます。 サブスクとは「サブスクリプションサービスの略で、「定額料金を支払うことで、スポット購入よりもお得なサービスが受けられることを保証するサービス」のことを言います。

本来、「予約購読」や「年間購読」という意味があるそうです。 ある意味、新聞なども一種のサブスクリプションサービスと捉えることができます。 昔からある身近な取引形態です。

数年前から、毎月一定金額で新しい服がレンタルできるサービスがあります。 また、プロのスタイリストが選んだ服が届くサービス、届いた服をそのまま購入できるサービス、好きな服やズボン、アクセサリーを規定点数まで借り放題ができるサービス、ワイシャツの宅配など様々なサービスが登場しています。

飲食業界では、コーヒーやランチなどのサブスクもあります。 確か、ラーメンもあったような気がします。

自動車サブスクリプションは、毎月一定金額を支払いすることで、選んだ車をマイカーのように乗車することができます。

そして、一番ポピュラーなのは音楽配信サブスクリプションでしょう。 「Apple Music」「LINE MUSIC」「Amazon Prime Music」が代表的なものです。 そのほかにも、「動画のサブスクリプション」「本のサブスクリプション」などもあります。

動画のサブスクリプションの中でも、新型コロナウイルスの影響による巣籠り消費で契約者数を増やしたのが、「Netflix(ネットフリックス)」だといわれています。月額1,990円で、海外の映画やドラマ、オジリナル作品などが見放題です。 そのほかにもライバルとして「hulu」などもあります。huluは、映画のほかにも、バラエティやアニメが豊富なことが特徴です。

そのNetflixが、オンデマンドサービスを1年以上何も視聴していない顧客に対して、サブスクリプションを継続したいかどうかを尋ねて、連絡がない場合はサブスクリプション契約をキャンセルすることにすると発表しました。

また、2年を超えて何もストリーミングしていない顧客に対しても連絡しているとのことです。

Netflixによれば、「何かにサインアップしたのに、それを何年も使っていなかったことに気づいた時の、あのどんよりした気持ちは、だれでも知っていますよね? Netflixが最も望んでいないことは、使っていないものに対してお金を払っていただくことです」と説明しています。 なんとも誠実な企業です。

私たちの周りを見渡すと、このようなことが数多くあります。 たとえば、カードのポイント失効です。 こちらからマイページにログインして調べない限り、非常にわかりづらくなっています。 また、ギフト券もそうです。 使われなくて眠っているギフト券は、大量にあるはずです。 また、毎月お金だけは支払っているが利用していない会員制サービス。 ポイントも、ギフト券も、会員制も、サブスクも、使ってもらわなければ企業は儲かります。

そういえば、中古車販売店では通常6ヶ月保証や1年保証がついています。顧客が申し出てこなければ、何事もなかったように保証期間は終わります。 ですが、ある中古車販売店では、保証が切れる1ヶ月前になると顧客に連絡をして、「あと1ヶ月で保証が切れますが、保証箇所で不具合はありませんか?」と尋ねています。 自動車業界では大変珍しいことです。

メールに代わるビジネスコラボレーションハブの「Slack」というサービスがあります。 無料と有料のプランがありますが、無料プランから有料プランにアップグレードした日に、アクティブメンバー分のみ請求されます。 また、すべてのメンバーが非アクティブになった場合は、Slack のフリープランにダウングレードしない限り、最低料金としてメンバー 1 人分の料金が請求されるという規定なっています。 このようなサービスでは1アカウト○○○円という設定で、アクティブであろうがなかろうが、契約人数で請求されるのが通常です。 誠実なビジネスの時代です。


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