営業マン必見!効果的な目標設定術!
- 社長の大学★長谷川博之
- 2024年9月5日
- 読了時間: 3分

営業活動において、目標設定は成功の鍵を握る重要な要素です。
しかし、漠然とした目標を設定してしまうと、達成できずにモチベーションが下がってしまったり、努力が無駄になってしまう可能性があります。そこで今日は、目標設定を効果的に行うためのフレームワークである「SMARTの法則」を解説し、営業マン向けに具体的な目標設定方法をお伝えします。
SMARTの法則とは、目標設定を行う際に以下の5つの要素を満たすようにするフレームワークです。
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■S:Specific(具体的)
■M:Measurable(測定可能)
■A:Achievable(達成可能)
■R:Relevant(関連性のある)
■T:Time-bound(期限のある)
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それぞれの頭文字を取って「SMART」と呼ばれています。
ひとつずつ解説します。
■Specific(具体的)
目標は具体的であるべきです。
営業マンにとって曖昧な目標は行動の指針を失わせます。たとえば「売上を増やす」という目標ではなく、「月に10%の売上増加を達成する」というように具体的に設定します。具体的な目標を設定することで、自分が何を達成すべきかが明確になり、行動計画を立てやすくなります。
■Measurable(測定可能)
次に、目標は測定可能でなければなりません。
進捗や達成度を定量的に確認できる指標を設定することが重要です。「月に10%の売上増加を達成する」という目標は、売上の数値を具体的に測定することで、その達成度を評価できます。
■Achievable(達成可能)
目標は現実的で達成可能なものでなければなりません。
高すぎる目標は、挫折感を生み出し、モチベーションを低下させる可能性があります。
逆に、低すぎる目標では挑戦の意欲が湧きません。現在の市場 状況や自分のリソースを考慮し、現実的でありながらも挑戦的な目標を設定することが重要です。
■Relevant(関連性のある)
目標は自分や組織のビジョンやミッションに関連している必要があります。
無関係な目標を設定しても、全体の目的には寄与しません。自分の役割や組織の戦略に合致する目標を選びます。
■Time-bound(期限付き)
最後に、目標には明確な期限を設定します。
期限がないと、目標達成に向けた行動が遅れる可能性があります。具体的な期限を設定することで、計画的に進めることができます。
では、具体的な営業マンの目標設定の例を考えてみましょう。
たとえば、新規顧客を獲得する目標を設定する場合、次のようにSMARTの法則を適用します。
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■Specific(具体的)
「毎月新規顧客を5件獲得する」
■Measurable(測定可能)
新規顧客の数をカウントし、月ごとに進捗を確認
■Achievable(達成可能)
現在の市場状況やリソースを考慮して、5件は現実的な数である
■Relevant(関連性のある)
新規顧客の獲得は会社の成長戦略に直接関連している
■Time-bound(期限付き)
「毎月」という期限を設定することで、計画的な行動を促す
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このように、SMARTの法則を活用することで、営業マンは明確で達成可能な目標を設定し、効果的に行動することができます。営業マンとしての成功は、適切な目標設定にかかっています。
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