あなたは「量子力学(りょうしりきがく)」をご存知でしょうか?
ここ数年、この言葉をよく聞くようになってきました。
私が初めて量子力学という言葉を聞いたのは、まだ20歳の頃です。
今から、27年も前のことです。
当時、科学に興味を持っていて、とにかくこの分野の本を読みあさっていました。
その中で知ったのが「量子力学」という言葉です。
量子は、物質を作る小さな小さな単位のことです。
原子が結合して分子になるっていうのは理科で習ったと思いますが、原子や分子のように、物質を形づくる素材に該当する小さいものを量子と呼びます。
量子の中には原子や分子、電流の正体である電子、光子(光のことです)など、様々な種類があります。
量子の中には、小さ過ぎていろんな物質を素通りするものもあります。
そして、量子はどのようなルールで動いているのかよくわからないのです。
つまり、意味不明な動きします。
さらにおもしろいのは、量子は私たちが観測すると性質が変わります。
たとえば、私たちが見ていないところだと「波」としての動きをしていたのに、私たちが見ていると「粒」としての動きをはじめるのだそうです。
まったくもって不思議です。
誌面の都合上、これ以上詳しいことは説明しませんが、量子力学を持ってすれば、サイババが空中から物体を作り出すことも説明できるようです…。
先程、ご紹介したように量子は「波」としての動きと「粒」としての動きをします。
この波の性質と粒の性質を目標達成や願望実現に使うことができます。
波の性質は目に見えません。
ですから、私たちの思考と同じようなものです。
ですが、粒の性質は目に見えますので、目の前に起こっている現実と捉えられます。
つまり、波状である私たちの思考やイメージを、粒状の現実に変換できれば、思考やイメージを実現することができるのです。
その一番簡単な方法が「言語化」です。
要は、言葉にすることです。
たとえば、「味噌ラーメお願いします」とオーダーすれば実現します。
ですが、「味噌ラーメお願いします」と言語化しなければ実現しません。
もちろん、メモに「味噌ラーメお願いします」と書いて、店の人に渡しても実現しますが、これも言語化のひとつです。
ただし、思考やイメージを実現するには絶対的なルールがあります。
あなたが、お金持ちになりたいとします。
具体的には、「年収1000万円ほしい!」と言語化します。
そして、明けても暮れても、強く強く願ったとします。
ですが、この言語化では難しいのです。
恐らく、いつまで経っても年収1000万円を実現することができないでしょう…。
その理由は「年収1000万円ほしい!」という願望を願っているからです。
ですから、年収1000万円がほしいという未達成の状態が強化されることになります。
結果、年収1000万円は達成できません。
これは重要なことです。
では、どのような形で言語化すればいいのでしょうか?
答えは、「年収1000万円達成しました!」といういうように現在完了形にすればいいのです。
願望が実現した状態の波動と共鳴して、現実化しやすくなります。
思考やイメージをどのように変換するのかが、とても重要だということです。
これは個人だけでなく、企業でもそうです。
企業にはビジョンと呼ばれる、将来なりたい理想の在り方があります。
これも、「こうなったらいいなぁ…」「こうなりたい…」ではなく、「こうなりました!」と現在過去形で言語化することが重要です。
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