top of page
執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

大変地味な話ですが、成長の近道はこれです!

弊社が発行している月刊誌「商いは門門」の

表紙には、このようなことが書いてあります。 =============== 継続は力なり 毎日、0.1%の成長で 1年で144% 3年で298% 5年で699% 10年で3837%の成長 ===============


0.1%の成長は何となくわかったような気になりますが、「実際どの程度の成長なんだ」といわれるとまったく想像できません。

そこで、想像しやすいように時間に換算してみることにしました。


たとえば、1日8時間働くとします。 このうち0.1%は、8時間÷1000ということになります。

8時間=480分=28800秒ですから、28.8秒ということになります。

「わずか28秒で何ができるんだ?」と思った人もいるでしょう。

ですが、ここは考え方です。毎日28秒でできることとは何でしょうか?


たとえば、28.8秒あれば何人の人に挨拶ができるでしょうか?

人が多くいるようなところでは、10人以上に挨拶ができるでしょう。

また28秒あればちょっとした電話もかけられるはずです。

はたまた、LINEなどで部下への声掛けもできるでしょう。

この28.8秒の活動を毎日続けるのです。



大変に地道な活動ですので、ほとんどの人が馬鹿にしてやらないと思います。

ですが、人生が上手くいく、上手くいかない差なんて、このようなことが多いのだと思います。


このように目標や行動をとことん細分化していくことを「マージナル・ゲイン理論」と呼ぶそうです。最近知りました。

とことん小さな活動や小さな改善を積み重ねるのです。

すると、短期間で驚くほどの変化が生まれます。


イギリスの自転車プロチームが、名指導者ブレイルスフォードの指導のもと、この理論を取り入れたました。

過去100年間に1度しか優勝できなかった弱小チームが、わずか3年で金メダルを独占するチームに変わったというから驚きです。


その後、ブレイルスフォードは、新チームを作ってツール・ド・フランスへの挑戦を決めました。

彼は「5年以内に優勝を目指す」と宣言しましたが、あまりの無謀さに世間や評論家には嘲笑の渦だったそうです…。

ですが、わずか3年で優勝を成し遂げました。

これは、イギリスのスポーツ史上最大級の偉業と言われています。


これらはすべてマージナル・ゲイン理論を行ったからです。

この理論は、すべてのジャンルに当てはまります。先ほどは1日0.1%という設定にしましたが、1日1%に設定するとどうなるでしょうか。1日28.8秒ですから、4分48秒ということになります。


もし1日4分48秒の時間を新たな活動や改善に使ったとしたら1年間では大変な数字になります。 4分48秒あれば、お客様に進捗状況を報告したり、メールの返信を最速で行ったり、身だしなみを整えたり、笑顔の練習をしたり、ちょっとしたストレッチもできます。


1日1%改善活動を行えば、1年後にはなんと38倍も成長することができるのです。

天才ならともかく、凡人はこのくらい地味な方が合っているのでしょうが、事実は天才の方がこのくらい地味なことを継続しているケースがほとんどなのです。

むしろ、凡人の方が一発逆転のような劇的なことを考えていたりします…。



●株式会社リンケージM.Iコンサルティングのオフィシャルメルマガの登録はこちら。  https://www.linkagemic.com/mailmagazine ●YouTube「商いは門門チャンネル」の登録はこちら。  https://www.youtube.com/channel/UCPtBCiFhkj1lkaurZsoz64g/?sub_confirmation=1


閲覧数:12回

Comments


bottom of page