今シーズンも大リーグで大活躍をしている、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。 彼の試合は毎日テレビで実況されているが、勝利数やホームラン数などに目がいって、彼の根底を支える哲学や考え方が紹介される事は意外と少ない。そこで今日は、大谷選手の哲学についてわかりやすく解説する。
大谷選手が日本ハムに入団した際、一部の人を驚かせた事実がある。 それは大谷選手が、8球団からドラフト1位指名受けるためには、何をしたらいいのかを記したマンダラチャートだ。ご覧になった人も多いはずだ。 マンダラとは、横3列、縦3行、合計9個のマスを1ブロックとして考える。 そして真ん中のマスにはテーマ(課題・問題・目標)を記入し、周りの8マスに真ん中のマスに記入したテーマを実現するのはどのような要素があるのかを記入する。そして、テーマを実現するための要素が書いてある8マスは、その周囲に9マスでできた1ブロックを配置し、真ん中のマスに要素を記入して、その要素を実現するためには何をやったらいいのかを記入する。 つまり、9マスの1ブロックが全部で9ブロックできることになる。 マスは合計81マスだ。いたってシンプルなものだが、すべてのマスを記入するのは大変な作業になる。
大谷選手が高校時代に作ったマンダラチャートは、81マスすべてが埋まっている。 つまり、大谷選手は8球団からドラフト1位指名を受けるためい、81の要素を意識して日々を過ごしたことになる。
また、マンダラチャートは最近開発されたものではなく、1979年に経営コンサルティング会社・クローバ経営研究所の松村寧雄さんによって開発された。名前の由来は仏教の「曼荼羅」で、目標や課題などを視覚的に表現できる点が特徴的だ。当時、ビジネスマンの間で話題になった。
さて、大谷選手の哲学を知るためにも8つの名言を紹介する。
大谷選手は1994年7月5日生まれの28歳。28歳にしてこの発言には、驚かされるばかりだ。人それぞれと言えばそれまでだが、少なくとも大谷選手はマンダラチャートをベースに日々の行動計画を立て、目標に向かって努力をしたことが理解できる。
また、以下の名言を読む限り、人一番チャレンジャーであり、目標達成意欲は相当に高いことがわかる。しかし、成功を望んでいるわけではなく、チャレンジしてみることの方が大事だとも述べている。優等生的な言葉だが、彼の言動を見ればこの通りに生きてきたのはよくわかる。
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1、先入観は、可能不可能にする。
2.人と同じこと、僕はそれが嫌いなタイプなんです。 3.他人がポイっと捨てた運を拾っているんです。
4.悔しい経験がないと、嬉しい経験もない。
5.人生が夢を作るんじゃない。夢が人生を作るんだ。 6.無理だと思わないことが一番大事だと思います。
無理だと思ったら終わりです。
7.変わる時は本当に一瞬で変わる。
地道な努力も必要ですけど、ひらめくきっかけが欲しい。
8.成功するとか失敗するとか、僕には関係ない。
それをやってみることの方が大事。
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