私たちは社会に出てから学ぶことは、ことのほか多くあります。
言い換えれば、学校で教えてくれることは人生のごく一部であり、
人生100年時代を生き抜くにはまったく不十分です。
そこで今日は、人生に必要なスキルをわかりやすく解説します。
学校で教えてくれない代表的なものは、
「お金の稼ぎ方」「幸せのなり方」「人間関係の構築方法」「健康でいる方法」
などが挙げられます。
学校で教わる知識は人生のベースと位置づけて、
もっと重要なのは人生を生き抜くスキルです。
あえて、スキルという言葉を使っているのは、後天的に身につけるものだからです。
社会人となって一番大切なのは、お金の稼ぎ方です。
手取り早いのは企業に就職することですが、それでは企業がなくなったら
生活できなくなります。
私たちが必要なお金の稼ぎ方とは、フリーランスでも生きていけるスキルです。
そのためには最低限、商品開発、マーケティング、セールスのスキルが必須です。
この3つのスキルさえあれば、お金を稼ぐことには困らないはずです。
ですが、人生に於いて大切なお金を稼ぐスキルを教えてくれる
少学校も、中学校も、高校も、大学もありません。
むしろ日本の場合、お金を稼ぐことは悪いイメージがあります…。
ですから未成年には教えるなということなのかもしれませんが、
私は子どもの頃から教えた方が人生を楽しく生きられると思っています。
では、幸せのなり方はどうでしょうか?
多くの人は、幸せは外部からやってくるようなイメージを抱いている人も多いでしょう。
また、自分の思い通りに生きることができれば幸せになれるとか、
苦労すれば幸せになれるとか、他人に何かを与えると幸せを感じることができるとか、
常にポジティブでいれば幸せになれるとか…。
ですが、なかなか望んでいる結果(幸せ)が得られない、
充実感を感じられないのが現実ではないでしょうか?
実は間違った因果関係こそが、幸せを感じることができない原因です。
たとえば、お金はたくさんあることに越したことはないと思いがちです。
半分、当たっています。これは科学的に証明されています。
ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン教授は、
「人は収入が増えれば増えるほど幸せになる」と発表していますが、
それが成立するのは年収800万円だということです。
800万円付近を境に、それ以上収入が増えても、
幸福度はほぼ変わらないことがわかっています。
年収が2倍になっても、幸福度は9%しか上昇しないというデータもあります。
お金は稼げば稼ぐほど、納税額が多額になります。
また、人間が使える金額には限界がありますから、
幸福度を感じなくなってくるのでしょう。
そうなると、いくら稼いでも生活の質やレベルが変わるわけではありませんので、
幸福度との因果関係は薄れていきます。
そのほか、「人間関係の構築方法」「健康でいる方法」なども、
学校では教えてくれません。
人生で大切なことは社会人になって学ぶしか方法がないのが日本の現状です…。
そう考えると、学生の人生とそれ以降の人生は、まったく別物といっても
過言ではありません。
ですから「お金」「人間関係」「健康」「幸せ」についての相談が
絶えないのだと思います…。
もし、学校でこの4つについて教えていたら、楽に生きられる人が増えると思います。
何も知らないまま、社会に出てしまうことが、悩んでしまう原因だと思います。
このように、私たちは特に幸せの素人です。
幸せは、大変イメージしづらいく、掴みどころがありませんので、
幸せに対する知識、知見、哲学などを学ぶ必要があります。
知らなかったために起こる悩みも多いことでしょう…。
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