年収の高い人は「何か特別なことをやっているのではないか」と思っている人がほとんどだと思います。
人と同じことをやっていたのでは、高い年収を得ることは不可能です…。
そこで今日は、年収の高い人がやっていることについて、わかりやすく解説します。
総務省の統計局統計調査部消費統計課が、全国9千世帯を対象にした「家計調査(2018年)」というデータが公表されています。 これを見ると、毎月の書籍購入費と年間収入に相関関係があることがわかります。
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●年収356万円迄の人の書籍購入費…月額約2000円
●年収356~498万円の人の書籍購入費…月額約2200円
●年収498~647万円の人の書籍購入費…月額約2500円
●年収647~861万円の人の書籍購入費…月額約3000円
●年収861万円以上の人の書籍購入費…月額約4500円
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つまり、年収が高くなると書籍購入費も徐々に上がるということなのです。 なぜ、年収と書籍購入費を関連づけたのかは不明ですが、相関関係にあることはは確かです。 年収と書籍購入費の関係を記したデータは、ほかにもあります。
雑誌「PRESIDENT(プレジデント)」が2012年に行った、2002人のビジネスマンを対象にしたネットアンケートによれば…
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●月に4冊以上本を読む人
…年収500万円ゾーンが17.0%
…年収1500万円ゾーンが34.6%
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これは、年収1500万円の人は年収500万円の人の約2倍、本を読む人が多いということです。 あくまでも月4冊以上という条件つきですが。
予想している以上に、開きがありました。
また、日本経済新聞社が2009年に実施した書籍購入費に関する調査では…
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●年収400万円までのゾーン…月額平均1,914円
●年収800万円ゾーン…月額平均は2,910円
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このように、年収が高い人は多くの本を読んでいることがわります。
年収が高いから本を読むのか、本を読むから年収が高くなるのか、どちらなのかわかりませんが、年収との関係ですのでやはりビジネス関係の本、またはビジネスに活かせる本を読んでいるのだと思われます。
仮に、情報収集であるとすれば、本である意味はあるのでしょうか? テレビ、新聞、ネット、書籍を比較すると、テレビとネットは受動的なので、今世の中でどのようなことが起こっているのか、タイムリーな情報を入手するのに適しています。 ですが、受動的故に誰でもが簡単に入手できます。
一方、ネットと書籍は能動的です。 こちらから探す必要がありますので、目的を持っているということです。 そうなるとネットでもいいような気もしますが、ネットと書籍を比べると情報の量と質は圧倒的に書籍の勝ちです。 また、ネットよりも紙媒体の書籍の方が記憶に定着するというデータもあります。 このようなことも関係しているのかもしれません。 ●株式会社リンケージM.Iコンサルティングのオフィシャルメルマガの登録はこちら。
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