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成功するための重要な考え方とは


私が一番最初に起業したのは21歳の時でした。当時、東京の府中市に住み、調布市にあったジャズスクールに通っていました。そんな時、たまたま気が合った友達2人とビジネスをやろうということになり、起業しました。ですが、1年後には一銭の収入もなく無残にも終焉を迎えました…。そこで今日は、成功するための考え方をわかりやすく解説します。



終焉を迎えるにあたり、3人で話し合いました。何が悪かったのか…。そもそも3人共、プロミュージシャンの道を目指していたのに、なぜか音楽とまったく関係ないことをやったというのが失敗の原因で一致しました。



当時、Apple社の「Macintosh」が日本に上陸したばかりで、秋葉原の家電店にはMacintoshのデモ機がズラリと店頭に展示されていました。グラフィックと音楽に優れていて、一太郎や花子などのアプリケーションが使えるNECの98モデルとは一線を画していました。



実は起業したきっかけは、Macintoshをはじめとするパソコンに衝撃を受けたからです。そして、パソコンを使ってお金儲けができないだとうかと考えるようになりました。1週間後には、「NECの98モデル」「カラープリンタ」「スキャナ」「グラフィックソフト」「一太郎」を購入して、チラシを作っていました。



若気の至りとは、まさにこのことです。設備投資で100万円も使ってしまいました。そのほか、アパートには電話も引きました。



準備が整ったところではじめたビジネスが、「モーニングコール」と「チラシデザイン」でした。パソコンでモーニングコールのチラシを作成して、夜はポスティングです。21歳の時、そんなことをしましたが結局、上手くいかずに撤退しました。



ジョン・C・マクスウェルの「一勝九敗の成功法則」という著書には、成功につながる「トライ・アンド・エラー4つのルール」 が紹介されています。これを読んだ時、「21歳の時にこれを知っていれば…」と思いました。



この中で特に印象的だったのは、「自分の得意なことで勝負する」ことです。アイスホッケー・チーム「ニュージャージー・デビルズ」の元社長ボブ・ビュテラは、 勝者となるための条件を尋ねられて「勝者は常に、得意なことに目を向けているということだ。わがチームでは、スケーティングは苦手だがシュートが得意な選手には、とにかくシュートだ、シュートのことだけ考えろ、スケーティングで人に抜かれることは考えるなと言っている。成功したいなら、この考え方でいくべきだ」と。



私たち3人の得意なことは「音楽」なのにパソコンの将来性に目が眩み、なぜか経験がないグラフィックデザインをやってしまいました。これが失敗の最大の原因です。どうしてもパソコンを使うのであれば、パソコンを使って打ち込んだ音源を作成したり、デジタル系音楽をやるべきだったのです。



2つ目は、「1つのやり方に固執しない」ことです。ブライアン・トレーシーは、「35歳までに財を成した4人の億万長者は、黄金を生み出すビジネスを見つけるまで、 平均して17もの事業に携わっていた」と言っています。



若くして財を成した成功者たちは、トライ・アンド・エラーを続けた後に、やっと自分の力を発揮できるビジネスを見つけたということです。成功者はやり方を変えることが当たり前だと思っています。これは、ビジネスだけでなく人生全般においても重要なことです。



私の例に当てはめると、やり方とはパソコンです。無理してパソコンを使う必要など、これっぽっちもないはずなのに拘ってしまいました。



そして、3つ目は「反省はしても悲観的にならない」、4つ目は「立ち直りが早い」です。成功者は素晴らしい結果が出ても出なくても、何が起きても必ず前に進もうとします。




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