成功する人の特徴を調査した人は、世の中にたくさんいます。
代表的な人物に、「デール・カーネギー」「ナポレオン・ヒル」「スティーブン・R・コヴィー」などが挙げられます。
いずれも、自己啓発や成功哲学に関する名著を残しています。
そこで今日は、成功する人の共通点をわかりやすく解説します。
「成功者 共通点」というキーワードでネット検索すると、4290万件のページが検出されます。
それだけ、興味のあるキーワードだということがわかります。
たとえば、スティーブン・R・コヴィーが、アメリカ建国以来の成功者に関する過去200年分もの文献を緻密に調査・分析し、体系的にその考え方をまとめた「7つの習慣」という本があります。
これによると、第一の習慣「主体的である」、第二の習慣「終わりを思い描くことから始める」、第三の習慣「最優先事項を優先する」、第四の習慣「Win-Winを考える」、第五の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」、第六の習慣「シナジーを創り出す」、第七の習慣「刃を研ぐ」となります。
一つひとつ説明はしませんが、初版は1989年で、2018年の時点で44ヶ国語に翻訳され、全世界3000万部、日本でも累計200万部を売り上げてベストセラーとなりました。
今となっては、成功の法則としては大変ポピュラーなものとなりました。
そのほかにも、デール・カーネギーは「人を動かす」、ナポレオン・ヒルは「思考は現実化する」が有名です。
さて、ここからは私見です。
私の周りにも成功者と呼ばれる人はいます。
どんなに順調そうに見えても、大きな悩みを抱えていたり、数々の失敗を繰り返して成功した人もいます。
また、大きな成功もないが、大きな失敗もなく、安定している人もいます。
安定しているというのは大変地味ですが、これも成功者のうちに数えてもいいと思います。
ある程度のレベルを維持するというのも大変ですから…。
さて、多くの人は目的や目標を達成するスピードを重視します。
たとえば、2年でプロになったとか、最年少取締役になったとか、史上最年少プロ棋士とかです。
短期間で頂点を極めるというのも凄いのですが、成功者の共通点はゴールに辿り着くまでのスピードではありません。
同じスピードでも、初動の速さと失敗から立ち直る速さです。
要は、ビジネスのアイデアがあったとするならば、それを具体化してビジネス化するまでの速さと失敗してもすぐに何事もなかったように次に進む速さです。
成功と失敗は表裏一体です。
成功を掴むには、その陰では多くの失敗がつきものです。
プロ野球にたとえれば、3割打てれてばトップバッターです。
つまり3勝7敗です。
ビジネスの世界では、偉大なる経営者でも1勝9敗なんて言ってますから、勝率はわずか1割です…。 これが現実です。
企業は業績の良い時ばかりではありません。突然の災害やパンデミックなど、予期せぬ出来事が起こります。
災害やパンデミックは、不可抗力ですから私たちの努力ではどうしようもありません。
ですが、このような時も、いつまでもネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに捉えているのが成功者です。
銀座まるかんの斎藤一人さんは、原材料が仕入れられなくなったと社員が頭を抱えていた時、「もっと良い材料を仕入れるチャンスだ」と捉えてました。
結果、もっと良い材料を見つけることに成功しました。
窮地に追い込まれた時でも、前向きに考えることで窮地が機会になります。ピンチはチャンスと言いますが、ピンチは現状を見つめ直して改善しろ、というシグナルです。
ある事象は、捉え方によってプラスにも、マイナスにもなります。
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