新しければ効果があるのか?
- 社長の大学★長谷川博之
- 2022年9月1日
- 読了時間: 3分

コロナ禍以降、営業の考え方や手法が大きく変わりました。
たとえば、デジタルトランスフォーメーション(DX)による、営業のオートメーション化です。具体的には…
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■マーケティング・オートメーション(MA)
■セールス・フォース・オートメーション(SFA)
■カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)
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さらには、「インサイドセールス」なども注目されています。
意味のわからない人は検索してほしいのですが、営業の最前線ではこのような言葉が飛び交っています。
コロナ禍で非接触型のコミュニケーションを余儀なくされた結果、このような考え方やツールが登場したというわけです。ただし、地方の中小企業の中には、チンプンカンプンの会社もあるでしょう…。
このような横文字のツールは、最新だという理由で注目されて、効果がありそうな気分になるのが人間です。確かに既存の営業ツールは全体的に見れば、年々効果が落ちていることは事実ですが、効果を高めている企業もあります。ですから、「最新=効果がある、古い=効果がない」ということではありません。昔から廃れずに使い続けられているものは、それなりに効果があるということです。
たとえば、メールマガジン。「今さらメールマガジン???効果あるんですか?」という人がほとんどです。ですが、そういう人ほど、メールマガジンを発行した経験がありません…。20年以上前からある媒体ですので、あまりにも当たり前過ぎて今さら感があるのでしょう。
最新という言葉は私たちの心を捉えますが、翻弄されてはいけません。
効果は別問題だからです。
弊社はメールマガジンを20年以上前から発行しています。
最初は週1回、2010年代になってからは週3回、そして2020年代に入ってからは週8回発行しています。なぜ発行頻度が高くなっているか、その理由は簡単です。ズバリ効果があるからです!
私はこれほど効果がある媒体をほかに知りません。
そして、メールマガジンを起点にランディングページや動画などに誘導することで、案件化させていくのです。
また、手書きのハガキも相変わらず効果は絶対です。
コロナ禍以前もそうでしたし、コロナ禍以後もそうです。もちろん、メールマガジンで何を伝えるか、ハガキで何を伝えるか(コンテンツ)は重要です。
ですから、古い新しいで判断するのでなく、御社の見込客に最適の営業ツール(媒体)を使うのが正解です。ただし、営業ツールの持つパワーに依存しないことです。「SNS広告は効果がある」「メールマガジンは効果がある」ということではなく、それを使って何を伝えるのか(コンテンツ)が問題です。ツールとコンテンツはセットで考えてください。これが、ポイントです。
さらに、コンテンツ作成は絶対に手を抜いてはいけません。
ここは全力投球です。全力投球ということは手間暇かかるということです。そして、コンテンツを伝えるという熱意や情熱も必要です。
コンテンツは、「見込客が知りたいこと」をメインに組み立ていくと、また読みたくなる、また見たくなるコンテンツになります。決して、自分(自社)の言いたいことだけを伝えないでください。基本は営業と同じで、見込客の抱える「問題」「課題」「困り事」を解決するコンテンツがベストです。コンテンツマーケティングなんていうジャンルもあります。今はコンテンツが重要な時代です。
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