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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

杉村太蔵とマック鈴木のキャリアチェンジ


先日、新潟産業人クラブの40周年記念講演に参加しました。

元々は、日刊工業新聞新潟支局長だった故・大西勇さんが1984年に立ち上げた「先端技術研究会」がはじまりです。地元産業の発展に尽くした経営者らが集まり、業種・業界を超えて交流し、経営について学び、自己研鑽する経営者団体です。そこで今日は、新潟産業人クラブ40周年ダブル記念講演「杉村太蔵」と「マック鈴木」に学ぶキャリアチェンジについてわかりやすく解説します。



新潟産業人クラブ40周年記念講演のスピーカーは、お一人目が「マック鈴木」さん、お二人目が「杉村太蔵」さん



マック鈴木さんは高校中退後、アメリカに渡り、サリナス・スパーズに球団職員兼任練習生として参加して、ボールボーイや洗濯雑用係などを務めました。そして、1996年7月7日にメジャーデビューを果たし、村上雅則、野茂英雄に次ぐ3人目の日本人メジャーリーガーとなりました。マック鈴木さんの講演を聞くのは2回目でしたが、とても好感の持てる人物です。懇親会でも気さくに話をしてくれます。



もう一人の杉村太蔵さんは、テレビのコメンテーターとして活躍中です。

現在、8本のレギュラー番組を持っているそうです。かつては、小泉チルドレンとして衆議院議員に当選して話題になりました。「料亭、行きてぇ!」「棚からぼた餅という言葉は 僕のためにあるような言葉」「120%小泉チルドレンでございます」など、あまりに軽率な発言が目立ったため、当時の自民党幹事長・武部勤さんから厳重注意を受けました。

杉村さんの講演は大変面白く、意外(?)にも経営者に必要な4つの大事なことを紹介していました。



1.リスキリングで常に自分をアップデートする

急激な変化の時代において、経営者は常に新しいスキルを学び続ける必要があります。

杉村さん自身も政治家からコメンテーターへと転身する際に新しいスキルを習得する重要性を痛感した経験を話されました。



2.いつもご機嫌でいる

経営者が常に機嫌が良いと、部下もポジティブな影響を受けます。

杉村さんは日常生活で感謝の気持ちを表す習慣を取り入れることで、周囲に良い影響を与えることの重要性を強調しました。



3.部下に対して礼儀正しくする

礼儀正しさは最高の戦略です。

杉村さんは、若い頃の軽率な行動を反省し、部下に対して礼儀正しく接することの重要性を学びました。営業においても、礼儀正しさが大きな成果を生むことを強調しました。



4.アウトプットを鍛える

優れたアイデアを持っていても、それを伝える能力がなければ意味がありません。

杉村さんは、的確で説得力のあるアウトプットのスキルを磨くことが重要だと述べ、日々の練習の重要性を訴えました。



杉村さんがタレントやコメンテーターとして再出発する際の決意も印象的でした。

政治の世界から芸能界への転身は大きな挑戦であり、彼はその過程で多くの困難に直面したそうです。しかし、新しいスキルを学び、自分自身をアップデートすることで、成功を収めることができたと語りました。このエピソードは、変化を恐れずに新しいことに挑戦する勇気の重要性を示しています。



マック鈴木さんも杉村太蔵さんも、まだ若いのにキャリアチェンジをしています。

これは、企業も同じです。創業当時と現在で事業内容が異なる企業も数多くあります。その理由は、社会環境に合わなくなったことが大きいと思われます。いつまでも同じ商品、同じ業種、同じ業態にこだわらないほうがいい時代です。




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