根性や意思は本当に必要なのか?


「継続は力なり」。

この諺(ことわざ)を疑う人はいないでしょう。私も信じていますが、ただし条件があると思っています。その条件とは、正しいやり方をすることです。間違ったやり方をいくら続けても成果は出ません。



継続することで一番の誤解は、継続には根性や強固な意思が必要だと思っている人が多いことです。そこで今日は、継続に根性や意思は必要なのかをわかりやすく解説します。



仕事の現場でもよく「継続は力なり」と言われます。

そして、継続するには、高いモチベーションが必要だったり、巌のような意思が必要だったりと、相当高いハードルが必要だと思っている人が多いのです。



冷静になって考えてほしいのが、私たちはごく普通に継続を行っていることです。

たとえば、「毎朝、起きること」「毎朝、歯を磨くこと」「朝昼晩と食事を摂ること」「毎日、会社に出社すること」などです。



ここで質問ですが、これらのことを継続するのに、高いモチベーション、強靭な意思や根性が必要でしょうか。答えは「No」です。習慣になっているといえばそれまでですが、ごく普通に行動しています。悩みに悩んで、「よしっ!」と決心してから行動していませんよね。ここに気づけば、継続はそれほど難しくないことがわかりますが、どうも間違った方向にいく人がいます。自分は意思が弱いと思い込み、意識を変えようとするのです…。



意識が変われば行動が変わります。

当たり前の話のように聞こえますがが、これは大きな間違いです。意識を変えるということを突き詰めると、大変難しいことがわかります。昔、「地獄の特訓」という、ビジネスマンを対象とした意識を変える合宿がありました。約1週間、閉ざされた空間(外部からの誘惑や刺激のない場所)」で特訓を受けるので、意識は変わりますが1週間もすると元に戻ります。人間の意識は、こんなものです。



ですから、意識から変えようとするのは得策ではありません。

手っ取り早く意識を変えるのに一番有効なのは「行動すること」なのです。つまり、意識を変えると行動できるようになるという因果関係が間違っているということです。正解は、行動すると意識が変わるということです。ここを履き違えると、何も変わりません。



ここで問題となるが、行動できないから困っているということです。

では、なぜ行動できないかを冷静に考えてみましょう。最大の要因は、「やらなくてはいけない」と思っていない、言葉を変えると「やらなくてもいい」と思っているからです。もしあたなたが、命にかかわる難病と診断され、お酒をやめれば命は助かると言われたら断酒するでしょう。



そこで、多くの人が行動する目的や理由を創ろうとします。

「これをやれば、お金が貯まる」「これをやれば、自分が成長できる」などです。さらには、目標を立てたりします。ですが、やはり長続きしません…。これが現実です。ではどうしたらいいのでしょうか?



まずは、仕事の仕組みを変えます。

仕事の仕組みが変わると行動します。その結果、意識が変わるということです。①仕組みを変える→②行動できるようになる→③意識が変わる、というサイクルです。



そもそも、社員の意識を変えることからスタートするのが間違いです。

変えなければいけなのは行動ですから、どうしたら行動しやすくなるのかを考えるのが正解です。たとえば、「交通違反をしないように」と、朝礼を毎日注意して意識を変えるよりも、営業車にドライブレコーダーを付けたり、出社したらアルコールチェッカーをすれば行動は変わります。



100回朝礼で注意して意識を変えようとするよりも、ドライバーの行動はすぐに変わり、安全意識もより早く高まるはずです。




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