洗脳されやすい条件とは?

かつて、某宗教団体が信者を洗脳して犯罪を起こしたことがありました。 当時、この事件をきっかけに「洗脳」が注目されました。


そこで今日は、洗脳についてわかりやすく解説します。



洗脳の意味を調べると、個人の思想や価値観を物理的、社会的圧力を加えるなどの 操作によって、必ずしも本人の欲しない方向へ急速かつ大幅に改変させることとあります。

よく知られているのは、共産主義国家などで行われた強制的な思想改造です。 感覚遮断や賞罰の操作などの反復による学習のひとつですが、 その効果は永続的でない場合が多いと言われています。



松下電器の創業者・松下幸之助さんが、天理教の本部を見学した時のことです。

「そこで見た光景にビックリしたんやな、わしは。  みんなキビキビ動いている。  礼儀も正しい、立派な建物もある、材木置き場で、たくさんの人が、  材木をかついだいたり、製材所では、木を削ったりしとる。  それがみんな寄進(社寺などに金銭・物品を寄付すること)なんやな。  そこで、なんでやろうかと考えたんや。  なんで、イキイキと、やっておるんやろ、なんで、こういう姿なんやろ。  (中略)

 帰りの電車の中で考え続けて、ハッと気がついたんや。  それは、こっちに使命感がないからや。  向こうは、人間を救うという大きなもんがある。  こっちにはない。


 それでは、商売する者の使命はなにか。  そや、貧をなくすことや。  この世から貧をなくすことが、わしらの使命なんや。」

と、幸之助さんは気づきました。



つまり、組織は大義名分のあるなしで、そこで働く人の意識がまったく異なるのです。

企業における大義名分とは、経営理念やミッションに当たります。

自社は誰のために、何のために存在しているのか?

自社の存在理由があれば、イキイキと働くことができるということです。



ある経営者は、組織がまとまっている企業は宗教的なところがあると言っています。 宗教という言葉を聞くと悪いイメージを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、 宗教そのものは悪いものではありません。 むしろ宗教性のない組織は、まとまりに欠けることが多いのではないでしょうか?



先日、元陸上競技選手で400mハードル日本記録保持者、 現在はスポーツコメンテーター・タレント・指導者などで活躍中の為末大さんのTwitterで、

盲信についての投稿を読みました。



為末さんは、盲信はなぜ起きて、どんな時にハマるのか?

また、そもそも盲信していることとしていないことの違いは何か?

などにずっと興味を持っているそうです。



為末さんによれば…

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人間は不思議なもので不満が溜まっている時に、

なんでもいいからスカッと言い切ってくれるものを求めるものです。

面白いのは解消策と不満との間になんの関係がなくてもいいということです。

イライラする時に、思いっきり皿を割ったり大声を出したらすっきりするのと

近いかもしれません。

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と語っています。



また、為末さんの友人でカルトにハマった人がいるそうです。

なぜ、カルトにハマることになったのか友人に聞くと…

①睡眠不足、②慢性的な疲労、③漠然とした不安、④同じ仲間と繰り返し会う、

⑤同じものを繰り返し見る、という状況だったそうです。

特に不安で睡眠不足の時に同じ人(カルトの人)とばかり会っていたのが

入口だったということです。


このように5つの条件が重なると、洗脳されて盲信してしまうようです…。

洗脳と盲信は切っても切れない関係です。

今は、洗脳や盲信させる具体的方法がネットで検索できる時代です。

企業、宗教団体、サークルなど、あらゆる組織で洗脳が行われている可能性があります。

何も考えずに何をを信じたら危険です。

気をつけましょう。



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