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渋沢栄一、松下幸之助、ドラッカーが心酔した人

執筆者の写真: 社長の大学★長谷川博之社長の大学★長谷川博之

最近、二宮金次郎の像を見ることがめっきり減ったことに気づいたのはつい最近のことだ。 その昔は、どこの学校の校庭にあった。実は、新潟市において二宮金次郎の思想を学ぶ「新潟報徳社」が設立されて今月で1年だ。そこで今日は、二宮金次郎についてわかりやすく解説する。

今年の春から「千代田塾」という会に参加している。 千代田塾を始めたのは、新潟県の設備業界では有名な企業「株式会社千代田設備」の創業者である佐藤袁也さんだ。弊社もいろいろとお世話になっている。

この千代田塾で先日、二宮金次郎の映画を見た。 じっくりと映画を見るのが久しぶりったので、当日はワクワクしながら会場に向かった。映画のタイトルはズバリ「二宮金次郎」。これまで、一度も描かれることのなかった激動の生涯を初めて映画化したという。

映画の公式ページには、「二宮金次郎は、これまでの封建社会の枠組みを覆すような独特のやり方で荒廃した村々を、『プロジェクトX』ばりに次々と復興させた。その数は、なんと600以上にのぼる。貧しさと必死に戦う少年金次郎の姿を交えながら、青年時代、復興に賭ける輝ける二宮金次郎の激動の生涯をドラマチックに映画化!」と記してある。

確かに言われてみれば、二宮金次郎という名前は知ってはいるが、具体的に何をどうしたということになると、その詳細を知る機会は少ないかもしれない。映画の居主人公である二宮金次郎は『合田雅吏(ごうだ・まさし)』二宮金次郎の妻は『田中美里(たなか・みさと)』。そのほか、渡辺いっけい、石丸謙二郎、榎木孝明、柳沢慎吾など、有名俳優が出演した隠れた大作だ。

映画を見終わった感想は、今さらながら二宮金次郎は凄い人だったと再認識した。 薪を背負って本を読んでいる像が有名だが、参考までに、薪を背負っていると思われているが、あれは柴(しば)だという。木の幹や枝を割った太いものが薪 で、あまり大きくない

雑木やその枝が柴 なんだそうだ。また、身長は190cm、体重は90kgの大男だったという。

そして、初めて知ったことが『ピーター・ドラッカー』『松下幸之助』『渋沢栄一』などの歴史に名を残した偉人も二宮金次郎に心酔した。

私が二宮金次郎の思想で一番好きなのが、「積小為大」だ。 積小為大とは、毎日毎日の小さな努力の積み重ねが大きな成果につながるという意味だ。

また、映画を見て新たに知ったことに「一円融合」がある。これは、世の中で対立するもの(貧富、強者弱者、善悪など)を切り離して考えるのでなく、すべてのものは互いに働き合い、一体となって結果が出るという教えだ。

たとえば、植物が育つには、水・温度・土・養分・炭酸ガスなど、いろいろなものがとけ合い、一つになって育つ。どれもが大切だということだ。この根底にあるのは、「絶対の善人はいないし、絶対の悪もいない」という、二宮金次郎が思案の末に辿り着いた考えがある。二宮金次郎の考え方に基づく思想は「報徳思想」と呼ばれている。すべてのものには、それぞれの良いところがあり、これを「徳」と呼ぶ。すべてのものの徳を見つけて、報いる気持ちを持つことが「報徳」だ。

人間は、自分たちを取り巻くあらゆるもののお世話になりながら生きており、この恩に感謝し、また恩返しをしながら生きていくことが大切であると、金次郎は考えていた。

話は変わるが、二宮金次郎の末裔(まつえい)は今年の6月に女優の足立梨花と結婚した、手話パフォーマンスユニット「HANDSIGN(ハンドサイン)」のTATSUだ。彼も二宮金次郎には負けない、素晴らしい経歴の持ち主だった。手話を通じた活動をしている。 ●株式会社リンケージM.Iコンサルティングのオフィシャルメルマガの登録はこちら。


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