知らず知らずに部下を追い詰める言葉

首都圏の企業では、 テレワークが長期化してマネジメントが上手くいかない、 組織としてのまとまりを感じられない、 部下がどのような仕事のやり方をしているのか把握できないなど、 マネジャーや上司は何かと頭を抱えていると思います。



そこで今日は、テレワーク時代のマネジメントについてわかりやすく解説します。



ここ1年、 テレワークを導入している企業のマネジャーからは、

マネジメントのやり方がわからない、

画面越しで部下とどのように関わったらいいのかわからないなど、

数多くの問題が顕在化しています。



これに加えて、

経営陣からは容赦ない達成目標のプレッシャーが高まります。

とはいうものの、

テレワークではなかなか部下に熱意や情熱を伝えられないという、

経営陣と部下の板挟み状態になっているのが現実です。



コロナ禍から1年以上が経過し、

テレワーク時代のマネジメントをテーマにした書籍も数多く発行されました。

テレワークに移行したために、

部下にはより細やかなマネジメントが求められています。

大きな孤独感を抱えている部下も多いことでしょう。

また、仕事を抱え込み孤立無援の上司たちも多いことでしょう。



そもそも、

上司と部下の関係は

テレワークになったから難しくなったわけではなく、

それ以前から容易いものではありませんでした…。


かつての高度経済成長の頃は、

ベテラン社員も若手社員も同じ方向を向いて仕事をしていました。

そして、人生に於ける目標も同じでした。



たとえば、

結婚して、マイホームを建てて、会社では順調に出世して、無事定年退職する。

そして、老後は年金で悠々自適に暮らすというレールがひかれていましたが、

現在は生き方は人それぞれです。

ですから、マネジメントは大変難しい時代になりました。



もし、あなたが上司ならば、こんな経験はないでしょうか。



部下がなかなか行動しない時、上司はその理由を尋ねます。

「最近、体調が悪くて…」と部下が答えたとします。

ありのまま捉えれば、体調が悪くて気持ちが前向きにならずに

行動できないということになります。

そして上司は、「病院には行ったのか?」と言ってしまいます。



このような会話では、

いつまで経っても部下が行動しないという問題を解決することはできません。

なにしろ、解決してくれるのは病院だからです…。



このようなアプローチ方法ではなく、体調が悪いことは事実なのか、

その背後にどのようなことが起こっているのかを紐解く必要があります。



「もしかしたら、彼女にフラれた?」

「会社に不満がある?」

「私の関わり方に問題がある?」

など様々な要因が考えられます。



上司と部下の関係で注意しなければいけないことは、

「なぜ、できないんだ?」

「なぜ、やる気が出ないんだ?」

というような、

「なぜ?」を使った質問をすることです。



私も経験がありますが、

「なぜ」という言葉には

相手を責める力があります。

ですからある意味、

部下に極論を求めているのです…。