経営者の正しい意思決定ツールYS法

企業経営には、常に課題や問題はつきものです。

もし、課題や問題がないという企業があったとすれば、

経営者がよほど鈍感か、成長意識の希薄な人だと思われます。

私見ですが、課題や問題点がなくなったら、

その会社は社会に必要とされなくなる可能性は大です。



そこで今日は、

企業経営の課題や問題点を解決する方法を

わかりやすく解説します。



先日、あるクライアント先で会社の課題や問題点を列挙してもらいました。

役職、職種、勤続年数などにより、その視点は様々です。

ですから、複数人で課題や問題点を出し合う場合は、大分類、中分類、小分類のように

カテゴリー分けしないと収集がつかなくなります。

手当たり次第に課題や問題点を列挙して解決策を考えるのではなく、

整理整頓した後に解決策を考えた方が賢明です。



たとえば、営業力をアップさせて年商8億から10億円にするという課題があったとします。この場合「営業力をアップさせるための要素は何だろう?」と考えます。


1.新規見込客を増やす

2.商談数を増やす

3.ヒアリングスキルを高くする

4.クロージングスキルを高くする

5.営業研修を受講する

6.SFA(セールス・フォース・オートメーション)などの営業支援システムを導入する

7.既存顧客のリピート促進

などが、営業力をアップさせる要素として考えられます。



この次に、各要素を実現するためには何を行ったらいいのか具体的な解決策を考えます。

たとえば、1.新規見込み客増やすことを実現するには…

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1.飛び込み営業を行う

2.テレアポを行う

3.ダイレクトメールを送る

4.既存顧客や取引先に紹介を依頼する

5.ランディングページを作成してオンライン広告を出稿する

6.業界誌に広告を出す

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などが考えられます。



このように、大分類、中分類、小分類などに分解することで、

仕事が非常にやりやすくなります。

このやり方を「YS法」と言います。

YS法は、伝説の経営コンサルタント矢矧精一郎さんが開発したもので

自分の名前の頭文字をとったものです。



YS法を使うと、頭の中が整理されて、課題の解決方法や夢の実現方法が明確になります。

ですが、YS法を知っている人はほとんどいません…。

参考までに、矢矧さんは上場企業の経営者を対象に、意思決定の手法として

YS法をコンサルティングしていました。



大企業の経営者は、複雑にからみあった問題や面倒な課題を抱えています。

的確な意思決定を行うには、やはり科学的な手法が必須です。

勘や経験ではどうしようもありません。



実はYS法は、各要素にウエイトと呼ばれる優先順位を数値でつけます。

その結果、どの解決法がより効果的で実現度が高いのかを数値で知ることができる

優れものです。

YS法を初めて知った時は大変驚きました。



残念ながらYS法はポピュラーな意思決定ツールではなありませんが、

重要な意思決定に追われている経営者のために作られたツールです。

ですから、その効果はほかの意思決定ツールに比べると桁違いです。