間違っている日本語を使っていませんか?
- 社長の大学★長谷川博之
- 2024年6月6日
- 読了時間: 3分

「頂戴いたします」という言い回しが間違いだということをご存知だろうか?
正解は「頂戴します」だ。頂戴いたしますは、二重敬語になってしまう。日本語は本当に難しい。そこで今日は、日本語の間違いについてわかりやす解説する。
日本語は本当に難しい。
そもそも、「ひらがな」「漢字」「カタカナ」「英字」があり、最近では「絵文字」などもある。これだけの言語を使っているのは世界広しといえども日本人だけだろう。それだけ頭がいいのか、それともこのような難しい状況にしてしまったから頭が悪いのかよくわからない…。
先日、あるクライアント先で、冒頭紹介した「頂戴いたします」という言い回しが間違いであることを指摘された。無意識にうちに使っている言葉であることに加えて、誰も指摘してくれないので当たり前のように使っていた。つまり、まったく疑うことをしなかった。そう考えると、一生、間違った使い方をしている言葉もあるだろう。考えたでけでぞっとする。
最近では、SNSなどで間違った言い回しなどを投稿している人もいるので気づかされる機会もある。中には、一日に何回も使っている言葉が間違っているケースもある。周囲の人が注意しないだけで、自分の言葉の間違いに気づいている人も多いのかもしれない…。そう考えると、やはり基本や基礎はしっかりと習得しておくべきなのだ。
それでは、ネットで見つけたよくある言葉の間違いを紹介しよう。
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■よろしかったでしょうか?
正解→よろしいでしょうか?
飲食店や買い物に行った店で、従業員の方が丁寧に念を押す言葉だが、 この言葉が使われるようになったのは、ここ十数年のことのような気がする。
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■とんでもございません!
正解→とんでもないです
→とんでもないことでございます
「とんでも」いう言葉は本来存在しない。
だから、それを否定することは文法的に間違いだということだ。
しかし、誰もが普通に使っているので、文部科学省が謙遜する時に
使ってもいいと後から認めたらしい。=================================================
■目上の人に対して言う「了解しました!
正解→承知いたしました
→かしこまりました
若い人で「了解しました」という人が多いと思いがちだが、
「承知いたしました」と言う人の方が少ない印象だ。
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■〜して頂けますか?
正解→〜していただけますか?
「頂く」という漢字は、食べたり飲んだりすることを意味するので、
それ以外はすべて「平仮名」で表記する。
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■〜して下さい
正解→〜してください
「下さい」はモノ(物質)をもらう時に使う漢字だ。
たとえば、「飲み物を下さい」など。
何かをしてほしいしい時は、ひらがなで「(手を貸して)ください」
と書くのが正解だ。
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このように、日本語はものすごく難しい。
特に「〇〇していただけますか?」「〇〇してください」のように、
ひらがなで書く人はほとんどいない。私は、数年前に知ってからは、ひらがなで書くようにしているが、学校で教えてもらっていないような気がするのは私だけだろうか?
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