2015年12月、「AIの導入によって日本の労働人口の49%の仕事が10~20年以内になくなる」というレポートが、野村総研とオックスフォード大学の共同研究によって発表された。まだ、AIのことをよくわからなかった今から7年以上も前の話だ。しかしいまだに、これが独り歩きしている。そこで今日は、AI時代に新しく生まれる仕事についてわかりやすく解説する。
あれから7年が過ぎた今、人間の仕事は本当にAIに奪われつつあるのだろうか?
そこで「ChatGPT」に聞いてみた。プロンプト(指示文)はこれです。「ChatGPTが、AIに置き換わる20の仕事リストを生成してください。」と。
「ChatGPT」の回答は、データエントリー担当者、テレマーケティング担当者、ブックキーパー、受付係、ファストフードの調理員、配送ドライバー、工場労働者、農業労働者、カスタマーサービス担当者、レストランのウェイター/ウェイトレス、翻訳者、レジ係、バスドライバー、保安官、教師、ソーシャルワーカー、サイコセラピスト、芸術家です。
これだけだと、あまりにも希望がないので…、「ChatGPTが普及すると、新たに生まれる20の仕事リストを生成してください。また、その仕事の具体的な内容も教えてください。そして、有望な仕事を評価してください。評価方法は、最高で★★★★★、最低で★でお願いします」というプロンプトで質問してみたところ、ChatGPTが出力したデータでは、AIの新たな技術や応用を研究するAI研究者が唯一★★★★★だった。
そこで、ChatGPTが普及することで新たに生まれる仕事もあるが、今あるすべての既存の仕事も含めて、これから10年間、有望な仕事を20個リストアップした。これによると、既にある仕事のなかでこれから10年間有望な仕事は以下の通りだ。
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■データサイエンティスト ★★★★★
■サイバーセキュリティアナリスト ★★★★★
■ソフトウェアエンジニア ★★★★★
■リモートワークコンサルタント ★★★★
■クラウドエンジニア ★★★★★
■データプライバシーオフィサー ★★★★
■サステナビリティコンサルタント ★★★★
■デジタルマーケティングスペシャリスト ★★★★
■ユーザーエクスペリエンスデザイナー ★★★★
■リモートラーニングスペシャリスト ★★★
■ロボティクスエンジニア ★★★★
■バーチャルリアリティ開発者 ★★★
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需要があるのは確かだが、日本に於いてはまだまだ人数が少ない。
すべてカタカナ職業なので、中小企業には馴染みが少ないだろうが、なくてはならない仕事として拡大していくことが見込まれる。
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