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集中力を高めるにはキッチンタイマーを使え!

経営のヒントをわかりやすく解説する社長の大学、 株式会社リンケージM.Iコンサルティングの長谷川博之です。



ビジネスをはじめとして、成果を出すことを目標にしている活動は「集中力」を

問われることがあります。



そこで今日は、集中力についてわかりやすく解説します。



いかにして集中力を高めるかは、人間の永遠のテーマかもしれません。

参考までに集中力とは、ひとつの事柄に注意を集中して物事に取り組む能力のことを 言います。

ひとつの事柄というのがポイントです。

学業、仕事、スポーツなどのあらゆる場面で集中力は重要な要素となっており、

集中力の有無が成否を左右するということも多々あります。



また、集中力を高めるには、食事に気を使い十分な栄養を摂取するとともに、

専門のトレーニングを行ったり、運動をすることも効果的であると言われています。

集中力が続かない原因としては、「ストレスがたまっている」「睡眠不足」

「集中できる環境ではない」など、様々なことが考えられます。



そこで、イタリア人のフランチェスコ・シリロが1980年代に考案した

「ポモドーロ・テクニック」を詳しく解説します。



参考までに、ポモドーロとは、丸いトマトの形状をしたキッチンタイマーから

つけられています。

ポモドーロとはイタリア語でトマトのことです。

ポモドーロ・テクニックは、間違いなく集中力を高めてくれます。

これは研究からも明らかになっています。



バーバラ・オークレーとオラフ・シーヴェの共著「学び方の学び方 」に詳しいやり方が紹介されています。

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①勉強する、あるいは仕事をしようとする場所に腰を下ろし、邪魔になりそうなものを排

 除する。こうすることによって、コンピュータ画面に不意にポップアップが出る、携帯

 電話が鳴る、そのほか気をそらすものが何もないという状態ができあがるわけだ。

②タイマーを25分に設定する。

③設定した25分間、できる限り徹底して勉強や仕事に没入する。

 仮に、気が散ったとしても目の前の対象に意識を戻そう。

 たいていのものは、25分間手を付けなくても済むし、先延ばししてもよいものだ。

 もしその方に手を付けなければという思いが強くなって気が散ったら、それをポモドー

 ロの時間が終わった後でする“必須”リストに書いておこう。

④ポモドーロの時間が終わったら、約5分間の褒美の時間をとろう。

 好きな歌を聴いてもよいし、目を閉じてリラックスする、散歩をする、お茶を入れる、

 犬や猫を抱いてかわいがるなど、なんでも自分の気持ちを自由に穏やかにしてくれる、

 そんな褒美の時だ。

 その休憩時間は、また、携帯電話や電子メールのチェックを忘れてしまえる最高の瞬間

 なのだ。

⑤忠実に繰り返す。

 もし、2時間勉強したいと思ったら、毎回5分の休憩を入れてポモドーロを4回繰り返せ

 ばよい。

 もし、その休憩が終わっても勉強に戻る気になれなかったら、休憩専用のタイマーも別

 に設定することだ。

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ラトガーズ・ビジネススクールのサンゴーン・カンとテリー・クルツバーグ両教授によれば、休憩中に携帯電話をいじると、携帯電話にまったく触れずに休憩時間を過ごすのと比較して、頭脳の回復が効果的におこなわれないことが明らかになりました。

また、携帯電話を使わない学生は、携帯電話を絶えず使っている学生と比較し、ノートに書き留める情報が62パーセント多く、講義から得た内容をより詳しく思い出せ、しかもテストで満点に近い成績をおさめていたそうです。



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