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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

子どもが靴を揃えられるアイデアとは?


最近、意識的に本を読むようになった。

手当たり次第に興味のある本を購入している。それで無理やり読んでいる感じ。その理由は、時代が大きく変化している昨今、新たに登場してきたこと、大きく変化していること、進化の激しい業界のことなどをインプットしないとビジネスチャンスを見逃すかもしれないという危機感から…。そこで今日は、最近読んだ本の中から「なるほど!」と唸った事例を紹介する。



Amazonの注文履歴で最近購入した本をチェックしてみた。

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■AIに仕事を奪われる時代 100歳までどう生きるか

■新入社員は78歳

■【GPT-4】【中級者向け】スーパープロンプトの極意

■その場で7割買われる秘密

■結局、「手ぶらで生きる女」がうまくいく

■仕事を減らす

■アントニオ猪木とは何だったのか

■チームX(エックス)

■あやうく一生懸命生きるところだった

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まったくテーマや統一感はなく、ただ興味のまま購入した感が滲み出ている。

なんとなく、だらしない本の読み方のように感じる人もいるだろうが、私の中では筋が通っている(つもり…)。最近読んだ本の中で、唸ってしまったのは、田中猪夫(たなか・いのお)さんの著書「仕事を減らす」だ。 



経営はちょっとした工夫で、大きな成果を上げることができる。

よく経営者から聞く言葉に「うちの会社は何をやっても長続きしない」というものがある。要は習慣にならないと言うことなのだが、このような言葉が出るということ自体、習慣化することを諦めているともいえる。



個人よりも組織での習慣化の方が数倍難しい。

なぜならば、習慣化しようとする人たちが、習慣化しない人たちに引っ張られるからだ。その結果、習慣化は難しくなる。どうしてもマイナス要因がプラス要因に勝ってしまうという現象が起こる。



しかし、本当に習慣にすることができないのだろうか?

ここで、ある事例を紹介する。誰しもが経験があると思うが、子どもが小さな頃、玄関から部屋に上がるとき、靴を脱ぎ散らかしていたと思う。少なくとも私の子どもたちはそうだった。その度に「靴を脱いだら揃えなさい!」と注意してもまったく聞く耳なし…。そうこうしてるうちに、親が根負けしてしまう。妻はよく嘆いていた。こればかりはどうしようもないのかと、ずっとそう思っていたが、そうではないことが判明したのだ。



田中さんの著書「仕事を減らす」には、以下のようなことが記してあった。

ある時、チョークで玄関の床に子どもの靴にぴったりの足形を描いたという。すると、子どもは自然と靴をそこに揃えるようになったというのだ。子どもは、自分だけの場所ができて嬉しかったのかもしれない。あるいは、足形に靴をはめる遊びが楽しかったのかもしれない。



理由はともあれ、わずかこれだけのことで、子どもは靴を揃えて家に上がるという習慣ができた。おまけに親から褒められる。怒られことに比べたら、雲泥の差だ。



ほんのわずかのことだが、これだけで子どもの人生も親の人生も変わってしまうだろう。

このようなことを自分の生活や仕事に取り入れていくとことが重要だということを再認識したのだが、子どもの靴にぴったりの足形を描くというアイデアが出そうにない。そこが一番の問題だが、やはり見聞を広げるしかないようだ。




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