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社員は会社が嫌で離職するわけじゃない!


日報を書く作業は、社員にはめっぽう評判が悪いのが現実です。 心身ともに疲れ切った一日の終りに書くのが日報です。さらに「せっかく書いたのに上司から何のフィードバックがない…」。このような話をよく聞きます。そこで今日は、上司からのフィードバックと離職についてわかりやすく解説します。



恐らく「何のために日報書いているんだ!」と思っている社員はいっぱいいます。

日報に意義を見出し、積極的に日報を書いている人は少ないでしょう。数ヶ月前、国際エグゼクティブコーチのヴィランティ牧野祝子(まきの・のりこ)さんの著書『国際エグゼクテ

ィブコーチが教える 人、組織が劇的に変わるポジティブフィードバック』という本を読みました。



牧野さんは、国際エグゼクティブコーチとして活動しており、キャリアに関する課題や悩みを解決する支援が仕事です。日々、たくさんの上司やリーダー、そして部下の人と会い、話を聞いています。 クライアントはアメリカやヨーロッパ、アジアをメインに様々な分野でのビジネスパーソンや医者や国家公務員の方々です。



牧野さんが、この仕事を始めて驚いたことが、「上司がフィードバックをくれない」という相談がとても多いことだそうです。たとえば、「仕事の仕方はこのままでいいのか?」「求められていることがわからない…」「私には実力はないのか?」などです。



実績があり、仕事ができると評判の人までもが、上司からのフィード バックがないために、不必要に悩んだり落ち込んだりして、仕事に集中できなくなってしまいます。これほどまでに、上司からのフィードバックは重要だということです。間違っても、「言わなくてもわかるだろう」「以心伝心だ」なんてことは通用しません。


部下は上司があなたのことをきちんと見てくれていることがわかったり、認めてもらえたりすると、俄然やる気になります。 これは、今も昔も変わらない普遍的なやる気の法則です。上司だって重々しているはずなのに、部下へフィードバックしてくれない…。



一方、上司が「部下の仕事に対してアドバイスをくれる」と、自分が成長していることを意識でき、「この人のために頑張ろう」と、より一層やる気になります。ちょっとしたことでも、「助かっているよ」「君のやっていることは会社に価値を与えているよ」と、上司に言葉で伝えてもらうことで、部下は嬉しくなり、モチベーションが上がり、これからも頑張ろうと思うわけです。親と子の関係に同じです。



とにかく、上司と部下の人間関係は、チームのパフォーマンスを高めるための最重要課題です。経営戦略のなかの「組織戦略」や「人材戦略」に含まれます。最後に、この言葉を紹介します。



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(部下が)辞めるのは会社でなく、上司から離れていくのだ

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そして、マイナビニュースに掲載されている上司からのうれしい一言10選を紹介します。

「がんばってるね」「見てるよ」「おつかれさま、ありがとう」「助かったよ」「頼りにしている」「君が必要だ」「君が一番」「よくやった、すごいね」「君いいね」「成長したね」です。




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