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ピンチやプレッシャー…笑顔でいられますか?

更新日:2020年2月29日

この記事を書いているのは、2019年8月6日です。

新潟は猛暑です。

九州に台風8号が上陸して、フェーン現象なのでしょうか? 

毎年のこととは故、35度を超える気温はさすがに堪えます。

さらに、台風9号と10号は発生したようで、テレビの気象コーナーでは、お盆の天気を予想しています…。



今年のお盆休みは長い企業では9連休のところもあるようです。

働き方改革が叫ばれるようになってから、何となく連休の日数が増えたような気がしているのは私だけではないと思います。



さて、このような猛暑の中、嬉しいニュースが飛び込んできました。

女子ゴルフの全英オープンで、日本人の渋野日向子(しぶの・ひなこ)さんが優勝しまし

た。

日本人女子がメジャータイトルを制したのは、樋口久子さん以来42年ぶりのことだそうです。



渋野さんは、昨年の7月に2度目のプロテストで合格しました。

今年5月、国内4大大会のひとつ「ワールド・サロンパス・カップ」でツアー初優勝を飾り、7月に「資生堂アネッサ・レディース」を制して2勝目を飾りました。

そして、今回の全英オープン初出場初優勝となりました。ランキングも46位から14位に急上昇しました。



特に印象的だったのは、どれほど緊張感のある場面でも、にこやかにプレーを続ける姿は海外メディアから「スマイルシンデレラ」と名づけられました。



渋野さん自身も、勝利に向けて「テーマは笑顔」と語る程、笑顔は重要なのです。

子どもの頃から明るく天真爛漫(てんしんらんまん)な少女でしたが、ゴルフでミスをすると態度に出ることも多かったといいます。

その渋野さんが、ラウンド中に見せるスマイルは、「苦しくてもあえて笑顔を作ろうという、お父さんとお母さんの考えだった」とのことです。

中学の送別会で友達に贈った色紙には「笑顔」と書いてあったそうです。



イギリスのガーディアン紙は、渋野さんのことをこのように記事にしています。

「改めて記しておくが、彼女はLPGAでプレーしたのは初めて。日本以外でプレーしたこともなかった。彼女はセンセーションだ。英語のややたどたどしいスピーチも好感された。用意されたサンキュースピーチを注意深く読み、グリーンキーパーに対する感謝の言葉を述べる際に、うまく読めず、自分から笑いだす場面もあったが、チャーミングな挨拶だった。スター誕生だ。今回の彼女の優勝は数世代にわたって語り継がれるだろう。スマイリング・シンデレラ物語として」と報じました。



「スマイルシンデレラ」という言葉は、一日にして世界を駆け巡りました。



世界のトップゴルファーでも、優勝のかかるパットは緊張すると思いますが、渋野さんは笑顔です。

ですが、渋野さんに関する様々な記事を読むと、笑顔は生まれつきのものではなく、後天的な努力によって獲得したものだということがわかります。



渋野さんと同じ感覚を抱いたのは、平昌オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子の日本代表です。

彼女らも渋野さん同様、どんなにピンチになろうと笑顔でした。

その笑顔を見た時、常日頃から笑顔でいる練習を相当積んでいると思いました。

事実は、やはりそうでした。



お手本になったのは2010年バンクーバーオリンピックで金メダルを取ったスウェーデンチームで、常に笑顔で困難を乗り越えていたのを見たそうです。

そして、スローガンに「キープスマイル」を掲げました。



笑顔の科学的効果を勉強する「笑顔会議」も開いてきたそうです。

笑顔と結果の因果関係は証明できないかもしれませんが、笑顔の効果は様々な人が論じています。たかが笑顔、されど笑顔です。



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