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リーダーはどうあるべきか?


「リーダーはどうあるべきか?」という問いに即答できる人は少ないと思います。

このテーマに関しては、「福島正伸さん」「大久寛司さん」など、の大御所がセミナーや書籍で伝えています。ですが変化の激しい時代はリーダーのあり方が大事ですので、再確認したいと思います。そこで今日は、リーダーのあり方についてわかりやすく解説します。



このデーマに関しては、考え方が2つあります。

ひとつは組織はリーダーで決まるという考え方、もうひとつは組織はリーダーとメンバーという役割の人がいるだけで双方の協力で決まるという考え方です。



前者は、リーダーが手本となりグイグイ引っ張るイメージです。

後者は、フラットな関係で一緒に行動するイメージです。前者は、リーダーの言動が奇想天外だったり(非常意識)、異常にテンションが高い場合、反面教師となりメンバーはリーダーのようになりたくないと感じます。一方後者は、リーダーもメンバーも平等な関係ですから、リードする人が不在となりやすく、また、カオス的状況を回避するために派閥ができる恐れががあります。なんとも難しいところです…。これは組織の人数にもよります。



このテーマについては、たくさんの書籍が出版されており、何が正解なのかわからないというのが本当のところです。



最近、「佐久間宣行(さくま・のぶゆき)のずるい仕事術」とう本の存在を知りました。これにはリーダーの在り方が大変シンプルに紹介されています。

以下、抜粋となります。



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たくさんの後輩やスタッフと仕事をしてきた経験から、

「みんなのモチベーションを上げる方法」にかぎって言えば、

次のひと言に要約できる。


リーダーがだれより本気で楽しそうに働くこと。

これに勝る育成法はない。リーダーが明るく、フラットで、ムラがなければ、自然とチームの雰囲気は良くなる。一方、死んだ魚のような目をしている上司の下では、つられてテンションが落ちてしまうし、ピリピリしている上司の下では萎縮する。


僕のチームは一時期、メンタルの調子が悪い人や会社を辞めそうな人が送り込まれる「療養所」になっていた。ひたすら楽しい現場を見せるだけで、くじけかけた人もまたがんばれるようになるからだろう。


リーダーの姿勢ひとつで、変えられることはたくさんあるのだ。

リーダーが仕事に対してだれよりも本気で向き合っていれば、おのずとチームの「レベル」も上がる。たとえば会議のとき、リーダーが入念な準備をしていて、いくつものアイデアを披露すれば、メンバーも「会議はこれくらい考えてくる必要があるのか」とわかってくれる。

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このように佐久間さんは、ズバッとリーダーのあり方を語っています。

リーダーが変われば組織が良くなるという図式ですから、最小の努力で最大の効果が得られます。そもそもチーム全体を変えようと思っても、何から手をつけていいのかわからないというリーダーも多いでしょう…。そういう意味では、リーダーが変われば組織も変わるという理論は取り組みやすい方法です。しかし、人間はそう簡単には変われません。



とかく、変われない場合、その原因をやり方の良し悪しに求めがちですが、それは大きな間違いです。なぜならば、目標を達成するに一番高いハードルとなるのは自分だからです。よく「自分との戦いだ」という人がいますが、その通りです。



ほとんどの人は、ちょっとした障がいがあったり、負荷がかかると簡単に諦めます。

しかし、諦めたらゲームセットです。これが変われない原因の99パーセントといっても過言ではありません…。




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