怒鳴るリーダーが会社を潰す!?“怒りの正体”を3分で再定義するマネジメント術
- 社長の大学★長谷川博之
- 8月15日
- 読了時間: 4分

「またかよ…なんで指示通りに動かないんだ」 「オレが怒らなきゃ誰がやるんだよ!」
…これ、あなたの職場でも聞いたこと、ありませんか?
もし今「ドキッ」としたなら、この動画は最後まで絶対に見てください。
なぜなら、怒りに任せたマネジメントは、部下を潰すだけでなく、 あなた自身も確実に消耗させるからです。
でも安心してください。
今日お伝えするのは「怒らないで優しくしろ」という綺麗ごとじゃありません。
怒りを「武器」に変える。 これができれば、チームの空気は激変します。
リーダーになればなるほど、怒りは日常に染みついてきますよね。
時には怒鳴る。机を叩く。相手を詰める。
でも、そうやって得られる成果って、どこか脆くありませんか?
部下の顔は日に日に暗くなり、会議室の空気は重いまま。
…正直、心当たりがある方、多いと思います。
実はこれ、あなただけじゃないんです。
営業は感情が動く現場。成果も人も、感情で崩れ、感情で変わります。
だからこそ、怒り・不安・悩みといった「思考のノイズ」を 冷静に分析できる力が、
令和時代の最強マネジメントスキルなんです。
ここで1つデータをお見せします。
2022年以降、労働基準監督署への「職場内トラブル」に関する相談件数は 年間30万件を突破。そのうち約6割が、中小企業からの相談なんです。
「部下に怒鳴った」「詰めた」「人格を否定した」 ──これらが思わぬパワハラ認定につながり、顧問弁護士や労使交渉で 時間とお金を失っている会社、実は珍しくありません。
でも、多くの現場リーダーはこう言います。
「甘やかしてたら会社は回らない」
「怒るのは仕事だから」
本当にそうでしょうか?
部下が一番ストレスを感じているのは、怒鳴られたこと自体ではありません。 「何に怒っているのか分からないこと」なんです。
精神科医アルフレッド・アドラーはこう言いました。 「怒りは二次感情である」
つまり、怒りの前には必ず「一次感情」が存在するんです。 たとえば営業会議で目標未達を報告されたとき、瞬間的に怒りを感じる。
でも、その裏には…
「このままじゃ予算達成できない」という【不安】
「自分が責められるかも」という【恐怖】
「何度言っても改善されない」という【無力感】
こうした本音が隠れていませんか?
ここからが本題です。
怒りに振り回されないための「3つの再定義」をお伝えします。
① 怒りを「通知」として捉える
怒りは「お前の中に処理されていない感情があるぞ」という通知なんです。 スマホに通知が来たら確認するように、怒りが湧いた瞬間こう考えましょう。
「これは何の一次感情の通知か?」
例)怒り → 不安 → 予算未達の責任感
たったこれだけで、怒りは「ノイズ」から「情報」に変わります。
② 怒りを「翻訳」して伝える
次に、怒りを言葉に変えて部下に伝えます。
例えば…「さっききつい言い方をしたのは、お前の能力を信じてるからこそ不安になった」
これだけで、怒りは破壊ではなく、関係を築くための“ツール”に変わるんです。
③ 怒りの持続時間を「6秒」で切る
怒りのピークはわずか6秒。この6秒をやり過ごせるだけで、 衝動的な怒声や過剰な指導は防げます。
おすすめは「3呼吸+1質問」ルール。
深呼吸を3回
「これは何が怖いのか?」と自分に質問
これだけで、パワハラの9割は未然に防げます。
ある中小IT企業の営業マネージャーは、毎週1on1後に「怒りログ」をつけました。 「何に怒ったか」「なぜ怒ったか」「本当は何を恐れていたか」
その結果──
✅️怒鳴る頻度:週4回 → 月1回
✅️離職率:半年で25% → 5%
「怒りに気づく」だけで、会社はここまで変わるんです。
怒りを抑えるのではなく、怒りを「再定義」する。
これが、令和時代の最強マネジメント術です。
新人・若手営業マンのバイブル『60秒で学べる営業スキル大全集』発売中!
営業マンの課題を解決するトピックが603個あります。
ひとつのトピックは60秒以内で読むことができます。
●株式会社リンケージM.Iコンサルティングのオフィシャルメルマガの登録はこちら。
●YouTube「営業の大学チャンネル」の登録はこちら。
コメント