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根拠のない自信は本当に効果があるのか?


人生に於いて、重要な役割を果たすのが「思い込み」だ。 これを聞いて、「何をバカなことを言っているんだ」と思った人もいるだろう。私の経験からも、思い込みはバカにできない。そこで今日は、思い込みについてわかりやすく解説する。



実は思い込みは、心と身体には大きな影響がある。たとえば、遠足の当日になると熱を出す子がいた。きっと、あなたの同級生にもいたとだろう。これは、明日、楽しい遠足に行けるということで「ワクワク、ドキドキ」する。それが、身体に影響を及ぼして、発熱という現象が起こる。 明日、苦手な科目のテストがあると、当日の朝、お腹が痛くなったり、発熱したりと、何らかしら身体に影響が出る。私の友人で、病気になりたいと念じていたら、本当に病気になって入院した。極端な例ではあるが、このような現象はまだまだある。もしかしたら、私たちの日常は、このようなことで溢れているのかもしれない…。ただ、それを証明しない、または証明できないだけなのだ。



こんな話を聞いたことがある。 お金持ちは、お金持ちになる前から「自分はお金持ちになる人間だ」というセルフイメージを持っているらしい。つまり、どのようなセルフイメージを持つかによって、自分の未来が決まるとも言える。一番最悪なセルフイメージは「自分は被害者だ」というもので、これだとどんどん被害を引き寄せることになるという。

さて、思い込みと言えば、有名な実験がある。 それが、「プラシーボ効果」だ。病気にかかっている人に、「この薬はすごく効果がありますよ」と言って、病気に効く成分が入っていない錠剤を飲ませたら、病気が治ったという研究だ。きっと、聞いたことがあるだろう。これも、人間の心身の不思議さを物語る。

実は、プラシーボ効果とは真逆の「ノーシーボ効果」と呼ばれるものもある。 プラシーボ効果ほど有名ではないが、前述したように、ネガティブなことを考えるとネガティブな結果が出るというものだ。



たとえば、食事を食べた後に、「実は、その食事のなかに腐っていた料理があった」と伝えると、お腹を壊してしまうことがあります。思い込みのパワーは、恐ろしい。どうせなら、プラシーボ効果を使いたいものだ。



このように、数々の研究結果が言えることは、人間は思い込みによって、健康にもなるし病気にもなるということだ。つまり「思い込みで結果が変わる」という事実だ。この手の話になると、「そんなもの根拠も証拠もない」という人がいるが、そもそも思い込みのない人間はいない。ただ、思い込みを信じるか信じないかだけの違いだ。



「根拠のない自信」とは、よく言ったものだ。 つきつめると、根拠や証拠をいくら集めたところで、上手くいくとは限らない。とどのつまり世のなかのすべてのことは、やってみなければわからないというのが本当のところだ。



人生は「思い込みが9割」と言った人がいたが、どう思い込むかで人生は決まる。 いくら能力が高くても、いくら仕事ができても、思い込みが弱い人って、チャンスを活かすことができない。ソフトバンクの創業者・孫正義は創業した当日、数少ない社員の前でこういった「売上を豆腐のように“一兆、二兆”と数える企業になります。」と。さらに、こんな言葉も残している。「最初にあったのは夢と根拠のない自信だけ」。



これらは、まったく実績のない頃、絶対にビジネスで成功するという思い込み以外の何者でもない。長い間、ビジネスをやっていれば、上手くいかないこともあるが、必ず上手くいくと信じることが修羅場を乗り越える突破口となる。思い込みは、お金もかからないし、いつでもできるし、誰でもできる。これを使わない手はない。 ●株式会社リンケージM.Iコンサルティングのオフィシャルメルマガの登録はこちら。


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