こんな人は絶対に採用するな!
- 社長の大学★長谷川博之
- 2月7日
- 読了時間: 4分

企業経営において、採用は重要なポイントです。
適切な人材を見極めて採用できるかどうかで、会社の成長が大きく左右されると言っても過言ではありません。しかし、採用の過程で「どんな人を採用すべきか」ばかりに気を取られ、「どんな人を採用してはいけないか」を軽視してしまうことが多いのではないでしょうか。そこで今日は、「採用すべきでない人材」の特徴についてわかりやすく解説します。
1.気力のない人材
まず、どんなスキルや経歴があっても、「やる気がない」人材は採用してはいけません。
やる気やモチベーションは、仕事の成果を大きく左右する要素です。特に中小企業においては、即戦力となる人材が必要不可欠です。やる気のない人材を採用すると、彼らのモチベーションを高めるために多くのリソースを割く必要があり、結果として他の優秀な社員のモチベーションも低下する可能性があります。また、気力のない人は、自分から行動を起こさず、指示待ちになりがちです。
2.凡人以下のパフォーマンス
「秀でた能力が何もない」人も採用してはいけません。中小企業では一人ひとりが重要な役割を果たすため、誰かが凡人以下のパフォーマンスしか発揮できないと、企業全体の生産性に悪影響を与えます。
特に、「失敗を恐れて行動を起こさない」タイプの人材は、どれだけ学歴や経歴が立派であっても、結果を出すことができません。仕事は、頭の良し悪しよりも、「手を動かして、失敗しながらも、修正を繰り返して、目的に達する」という習慣的な能力が重要です。
しかし、世の中には「小賢しいだけ」で何も秀でたところがない人が少なからずいます。こうした人たちは、環境を変えても同じで、どこに行っても通用せず、不毛な転職や異動を繰り返すことになります。企業は失敗から学び、成長する文化を持つべきですが、その基礎となるのは「行動」です。行動を起こせない人は、どんな環境でも成果を上げることが難しいでしょう。
3.「小賢しいだけ」の人材
仕事において頭が良いことは重要ですが、頭の良さだけで評価するのは危険です。
「小賢しいだけ」の人材は、問題を先延ばしにしたり、責任を回避したりする傾向があります。彼らは本質的な問題解決よりも自分の評価や見栄にこだわるため、組織内での衝突やトラブルを引き起こすことが多いです。こうした人材を採用すると、チーム全体のモチベーションが低下し、最終的には企業の成長にブレーキをかけてしまう可能性が高いです。
4.環境に依存しすぎる人材
「環境が変わればパフォーマンスが上がる」と期待して人材を採用することも危険です。
もちろん、適切な環境で力を発揮できる人材はいます。しかし、その人材が「自ら環境に適応する力」を持っていない場合、企業側が常にその人のために特別な環境を整える必要があります。中小企業では、一人ひとりに特別な環境を用意する余裕がないことがほとんどです。そのため、環境に依存しすぎる人材は、結果的にパフォーマンスが安定しないことが多く、長期的な戦力としては適していません。
5.チームワークができない人材
最後に、いかに個人の能力が高くても、チームワークができない人材は採用すべきではありません。特に中小企業では、社員同士の連携や協力が業務の効率を大きく左右します。チームで働くことができない人材は、企業の成長にとって障害となり得ます。こうした人材は、他の社員と衝突しやすく、職場の雰囲気を悪化させる要因になります。また、問題が発生したときに、責任を押し付けたり、他人に助けを求められなかったりして、問題の解決が遅れることが多いです。
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