「自信持て」と言われても無理だった僕が、脳を騙して売れるようになった話
- 社長の大学★長谷川博之

- 12 分前
- 読了時間: 5分

『自信を持て』 ——上司にそう言われて持てたことありますか? ……ないですよね。僕もなかった。
でも今日お伝えする"3つの科学的メソッド"を使えば、 自信は"つける"んじゃなく"インストール"できるんです。 最後まで見れば、明日の商談から別人になれます。
いい提案ができたのに、最後に押し切れなかった。
声が小さくなって、自分でも何言ってるかわからなくなった。
価格の話になった瞬間、頭が真っ白になった。
……これ、全部"過去の僕"です。
どれだけ資料を完璧にしても、 どれだけ商品知識を詰め込んでも、 "自信がない"というたった一つの理由で、 全部が台無しになる。 これが営業の残酷な現実なんですよね。
で、上司に相談すると返ってくる言葉が ——『場数を踏め』『経験を積め』『気合いだ』。 ……いや、それができたら苦労しねえよ!って話じゃないですか?
ここで残酷な事実をお伝えします。 "経験を積めば自然と自信がつく"——これ、嘘です。
僕は営業コンサルとして何百人もの営業マンを見てきましたが、 入社3年目、5年目になっても『価格交渉が怖い』『クロージングで声が小さくなる』 って人、山ほどいます。
なぜか? 答えはシンプル。 "なんとなく"経験を積んでも、自信には変わらないからです。
逆に言えば、正しいやり方を知っていれば、 経験が浅くても自信は"作れる"。 自信って、性格じゃないんです。技術なんです。
そこで今日は、脳科学・行動心理学に基づいた "自信をインストールする3つの方法"をお伝えします。
しかもこれ、明日から使えます。才能も根性もいりません。"脳を騙す"だけです。 最後の3つ目は、僕自身が一番効果を感じた方法なので、ぜひ最後まで見てください。
営業の大学・株式会社リンケージМ.Iコンサルティングの長谷川博之です。
9000回以上の営業コンサルティング、クライアントへの売上貢献額100億円以上。
また、日本初のAI営業コンサルタントとしても活躍しています。
方法①ロールプレイ つまり模擬商談を"ガチで"やることです。
『え、ロープレなんてやってるよ』って思いました? でも聞いてください。ほとんどの人は"こなしてる"だけなんです。
脳科学では、"自己効力感"という概念があります。 これは『自分はできる』という感覚のこと。 この自己効力感を高める最も効果的な方法が、"成功体験を脳に刻むこと"なんです。
で、面白いのが、脳は"リアルな成功"と"リアルに想像した成功"を区別できないんですよ。
これをミラーニューロンの働きって言います。
つまり、ロープレで『うまくいった!』という体験を繰り返せば、脳は『俺、できるじゃん』と錯覚してくれる。
実際、ある企業で週1回の本気のロープレを導入したところ、 若手の受注率が27%から44%に跳ね上がったというデータもあります。
ポイントは、"本番と同じ緊張感でやること"。友達とふざけながらやっても意味ないです。上司や先輩に協力してもらって、ガチの空気感で30本ノックしてください。
方法②相手を"丸裸"にして主導権を握れ
2つ目は、"相手を徹底的に調べ上げる"ことです。
自信がない人の商談って、どこか"受け身"なんですよ。 相手の出方を伺って、反応を見て、合わせにいく。 ……これ、最初から負けてます。
逆に、自信がある営業マンは"主導権を握ってる"。 なぜ握れるかっていうと、相手より相手のことを知ってるからです。 これ、認知心理学で説明できます。 人間って、"自分が詳しい領域"では無意識に態度が堂々とするんですよ。 知らない話をされると萎縮するけど、得意分野の話になると急にイキイキする ——経験ありますよね? つまり、商談相手の情報を誰よりも持っていれば、 あなたは"その場の専門家"になれるんです。 具体的には、最低でもこの4つは調べてください。 ①企業のHP(事業内容・理念) ②社長の名前と経歴 ③直近のプレスリリース ④業界の最新ニュース これだけで、相手から『お、この人わかってるな』と思われる。 そうなったらもう、心理的に優位に立てます。
方法③オルターエゴ——"別人"になれ
そして3つ目。これが一番強力です。"オルターエゴ"を作ること。 オルターエゴって聞いたことありますか? 日本語で言うと"分身"とか"別人格"って意味です。 これ、もともとはアスリートや俳優が使っていたメンタルテクニックなんですが、 営業にもめちゃくちゃ使えます。 やり方はシンプル。 "自信満々な理想の営業マン"というキャラクターを作って、 商談中はそいつになりきるんです。 たとえば、僕の場合は"冷静沈着で、どんな反論にも動じない 敏腕営業マン・タカシ"っていうキャラを作ってました。 名前、服装、話し方、全部設定するんです。 で、商談の前に『よし、今からタカシになる』ってスイッチを入れる。 すると不思議なことに、"自分"じゃないから緊張しないんですよ。 これ、脳科学的にも説明がついていて、脳は"演じている状態"と"本当の自分"を区別できないんです。だから、"自信満々のキャラ"を演じ続けると、脳が『俺って自信あるやつだったわ』と書き換わる。 最初は『バカバカしい』と思うかもしれません。 でも、騙されたと思って1週間やってみてください。 マジで別人になれますから。
はい、というわけで今日は"自信をインストールする3つの科学的方法" をお伝えしました。 もう一度おさらいすると
①ロールプレイで成功体験を脳に刻む
②相手を徹底的に調べて主導権を握る
③オルターエゴを作って別人になる
この3つ、全部に共通してるのは"脳を騙す"ってことです。
自信って、待ってても来ないんですよ。自分で作りにいくものなんです。
『自信を持て』と言われて持てなかった過去の自分に、今日の話を届けたい。
自信は才能じゃない。技術だ。
——これだけ覚えて帰ってください。
このチャンネルでは、"売れる営業マンになるための実践テクニック"を
科学的な視点からお届けしています。
それじゃ、また次の動画で会いましょう。
——今日も売ってこい!
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