もう営業マンはいらない?!AIが営業を支配する日
- 社長の大学★長谷川博之
- 11 時間前
- 読了時間: 4分
今日は、営業マンにとって、 ちょっと背筋がゾッとするテーマを扱います。 タイトルは―― 「もう営業マンは要らないかもしれない…」。
「いやいや、営業は人間がやるものだろ！」そう思いますよね。 私も、つい先日までそう信じていました。
でも、あるAIを体験した瞬間、その“信念”が粉々に砕け散ったんです。
営業とは、人と人との信頼関係の上に成り立つもの。 だからこそ、「AIが営業をやる」なんて、笑い話にしか聞こえなかった。
しかし、今、それが現実になりつつあります。
きっかけは、ある経営者が言った一言。 「長谷川さん、GenSparkって知ってます？」
この“GenSpark”というサービスを試してみて、私は衝撃を受けました。
それは―― AIが電話で、まるで人間のように会話をして、 実際にアポイントを取ってくるんです。
営業の大学・株式会社リンケージМ.Ｉコンサルティングの長谷川博之です。
9000回以上の営業コンサルティング、クラアンとへの売上貢献額は100億円です。
また、日本初のAI営業コンサルタントとしても活躍しています。
「GenSpark」は、AIエージェントがリアルタイムで顧客と電話をします。 驚くのは、その自然さ。
敬語、間の取り方、相槌、会話のテンポ。 どれをとっても、新人営業より上手い（笑）
たとえば、アイスブレイク。 「お忙しいところ恐れ入ります。少しだけお時間よろしいでしょうか？」 この一言のトーン、柔らかさ、間――完璧です。
相手が「今忙しい」と言えば、 「そうですよね、また改めてお時間をいただければと思います」と自然に引く。
逆に、相手が興味を示すと、 「ありがとうございます。実は今回、〇〇の件でご提案がありまして…」 と一気に前に出る。
この“会話の分岐”がすべてAIによって制御されているんです。
そして恐ろしいのが、そのコスパ。
価格は、月額たったの24.99ドル。
つまり、1人分の営業人件費どころか、1時間のアルバイト代にも満たないコストで 24時間365日働く営業マンが誕生したということです。
ミスなし、クレームなし、休憩なし。これ、正直、笑えません。
ここで考えなければならないのは、「人間の営業はもう不要なのか？」ということ。
答えは――YesでもNoでもない。
AIは確かに、
・初回の接触（テレアポ・一次アポ取り） ・資料送付などの定型連絡 ・情報提供やFAQ対応
こうした型通りの仕事は、驚くほど上手にこなします。
つまり、営業の“作業”部分は完全にAI化できる時代に入ったんです。
ただし、人間にはAIにできない領域があります。
例えば――
・商談中の“空気を読む力” ・相手の沈黙や呼吸のリズムから本音を感じ取る力 ・声のトーン、表情、間合い、そして「勘」
これらはすべて、“非言語の情報処理”です。
AIは言葉を分析できますが、「空気」はまだ読めません。
そしてもう一つ、共感力。
高額商談や長期契約では、信頼が9割を占めます。
「この人に任せたい」と思わせる温度感。 この“感情の波長合わせ”こそ、人間営業の最大の武器です。
では、これからの営業マンはどう変わるべきか。
私はこう思います。
営業職は、“作業者”から“戦略家”へ進化する。
AIにアポ取りやスクリーニングを任せ、人間は――
・信頼構築・深いヒアリング
・提案設計・クロージング
という“人間にしかできない4領域”に集中する。
つまり、AIと人間の最強タッグです。
AIがリードを集め、人間が心をつかむ。
この分業こそ、次世代営業の黄金モデルになるでしょう。
今、企業に突きつけられているのは――
「AIを排除するか、活かすか」この二択です。
避けることはできません。
3年後、生き残る企業は間違いなくAIを営業に組み込んでいる。
もし「うちの業界は関係ない」と思うなら、それこそ危険信号。
GenSparkは、業種を問いません。
不動産でも、製造業でも、コンサルでも、 “話す”ビジネスであればすべて適用可能です。
だからこそ、私はこう提案します。
今月中に、1件テスト導入してみてください。
結果がどうであれ、得られる“気づき”が企業の未来を変えます。
それが、AI時代の第一歩です。
AIが営業を奪うのではなく、AIが営業を“進化”させる。
GenSparkのようなAIツールを恐れる必要はありません。
むしろ、それを武器にして、「AIでは絶対に代替できない営業」を目指すことが、
これからの時代を生き抜く最大の戦略です。
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