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信用されてから売るはもう古い!“逆張り営業戦略”の全貌

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「信用がないから、売れないんです……」

──あなたも、このフレーズを一度は口にしたことがあるんじゃないでしょうか。



まるで呪文のように営業の世界で広まっているこの言葉。

確かに“正しい”ように聞こえる。

でも…実はこれ、“営業マンが行動しないことを正当化する”ための、

最も巧妙な思考停止ワードなんです。



今日は、この思考をリセットして、“逆張り”で売るための営業戦略をお話しします。

なぜなら、今のビジネス現場では「信頼されてから売る」という上品なやり方は、

ほぼ機能しないからです。



営業の現場は毎日が時間との戦いです。

商品ライフサイクルはどんどん短くなる。

競合は一瞬で真似してくる。

顧客は「比較検討中」と言いながら、半年、1年と動かない。



そんな中、「まずは信頼を築きましょう」と、優等生みたいに待っていたら…

キャッシュを生む前に疲れ果てて、あなたは市場から消えます。



ここで、営業マンの脳内に潜む“危険ワード”を並べます。

  • 「経験を積めば売れるようになる」 → いつその日は来ますか?

  • 「まずは信頼関係から」 → 顧客は“人柄”じゃなく“成果”を買いたがってます。

  • 「準備が整ったら」 → 誰が整ったと判定するんですか?準備は永遠に終わりません。

  • 「今はタイミングが悪い」 → 理想のタイミングなんて存在しません。

      今売れないなら未来も売れません。

どれも、一見もっともらしい。

でも全部、“行動を先延ばしするための口実”です。



多くの営業マンが「売る前に信頼されたい」と思うのは、

断られるのが怖い、失敗したくない──この自己保身の心理が根っこにあります。

でも真実はこうです。



信用とは、価値を届けた“結果”として得られるものであって、

先払いでは手に入らない。


正しい順番は、

「売る → 価値を提供する → 成果を出す → 信頼が生まれる」

これが営業の本質です。



営業の大学・株式会社リンケージMIコンサルティングの長谷川博之です。 これまで営業コンサルティングを9000回以上、クライアントへの売上貢献額は100億円以上です。 また、日本初のAI営業コンサルタントとしても活躍しています。



本当に信頼を得たいなら、まず市場にさらしましょう。

完璧じゃなくてもいい。

売って、使ってもらって、フィードバックをもらう。その繰り返しで商品力も営業力も磨かれます。


売ってもないのに信頼されたいというのは、 「料理を出してないのにミシュランの星をもらいたい」 と言ってるようなものです。



「失敗したら?」──上等じゃないですか。

売れないという現実に直面することで、何がズレているかが分かります。

現場から逃げず、数字で検証できる人だけが、本物の信頼を築けるんです。



【逆張り営業戦略3ステップ】

① 売る前に「売る」と決める

「準備が…」「実績が…」という言い訳を全部捨てて、 今日から売ると自分に許可を出してください。 営業は完璧を待つ仕事ではなく、動きながら仕上げる仕事です。


② 小さく売って、大きく価値を届ける

最初は小さくテスト販売でOK。 売れた瞬間から“全力で価値を届ける”ことに集中しましょう。

顧客の想像を超える体験は、最強の営業資料になります。


③結果を数値化して拡散する

感想や主観じゃなく、成果や変化を数字で表現してください。 それを顧客の声や事例として積み上げる。

信頼は「あなたが言うから」ではなく、「第三者が証明するから」広がります。



この3ステップを回せば、

売る → 価値提供 → 実績化 → 拡散というサイクルが回り始めます。

その瞬間、あなたは“売れない営業マン”という枠を抜け出します。



信用は「待って手に入れるもの」じゃない。

「売って勝ち取るもの」です。



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